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エアロゾル感染

最近「エアロゾル感染」という言葉を耳にします。エアロゾルは、日本エアロゾル学会によると「気体中に浮遊する0.001・100μm程度の微小な気体または個体」を指し、医学的には飛沫から水分が蒸発し直径5μm以下になった粒子(飛沫核)をいいます。これが問題なのは、長時間空気中に漂い部屋中に広がって空気感染することです。WHOは、新型コロナウイルスの空気感染について当初否定していましたが、最近その可能性に言及するようになりました。またウイルスがエアロゾル上で約3時間生存することも確認されたため、3密を避ける時に「十分な換気を行う」ことが重要になってきました。冷暖房を使う際、窓を少し開けて空気の入れ替えを行ってください。またインフルエンザと症状を区別することは難しいため、なるべくインフルエンザの予防接種を行いましょう。

おがわクリニック
院長:小川 愛一郎

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