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「フレイル」予防を始めましょう

「フレイル」の意味は、皆さんもうご存知ですよね? フレイルは、歯科でも近年非常に注目されています。むし歯や歯周病で歯を失うと、白米、うどんなどの食べやすいものだけ食べてしまい、高カロリー・低栄養素状態になり筋力や筋肉量が現象(サルコペニア)、基礎代謝も低下し、さらに食欲は減退します。このフレイルサイクルは断ち切ってしまわなければなりません。フレイルサイクルにはまりこんでしまうと、転倒による骨折や慢性疾患の悪化をきっかけに、要介護状態になる可能性が高まります。フレイル状態にならないためには、自分の歯でしっかり噛んで栄養バランスの良い食事をすることが重要です。40代の3人に1人は食べる力が衰え始めているともいわれています。健康寿命を延ばすためにも早くから正しい口腔ケアと定期的な歯のクリーニングを習慣にしましょう。

永山センター歯科
院長:長井 哲弥

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