アウトドア派の方はご注意
8月、57年ぶりの東京オリンピック開催ですが、どうやら寝リンピックになりそうです。今回はコロナ以外のお話。
夏休みにキャンプ場で家族と過ごされる方も多いでしょう。最近マダニに噛まれて感染する重症熱性血小板減少症候群（SFTS ）が千葉県で確認され徐々に拡大しているようです。これは2011年に初めて中国で報告されました。潜伏期間は1～2週間で、感染初期は風邪症状に似て、進行すると意識障害、紫斑等の出血症状が出現するといわれています。このダニは野性動物を介して人に感染すると考えられ注意が必要です。予防は長袖長ズボンを着用し肌の露出を極力防ぐことです。感染初期ではただの風邪と診断されることも多く、キャンプでダニに刺されたことを記憶しておき専門医のいる病院受診 が良いでしょう。暑さ対策には冷水浴、漢方薬、高電圧治療機（ヘルストロン）です。
夏季休診は、8/8（日祝）〜8/15（日）です。
