【商店街探訪6】
永山団地名店街
「アーケードのある51年目の商店街」
アーケードのある51年目の商店街
京王・小田急永山駅から永山北公園を通り抜け、多摩永山中、永山団地を横目に遊歩道をのんびり進むと、テニスコートの向こうに緑が広がる永山南公園。その先の高層賃貸住宅の1階に位置するアーケード付き商店街が、永山団地名店街です。団地の入居が始まった1971年6月にオープンし、2021年に50年を迎えました。
スーパーマーケットや薬局、飲食店、コインランドリー、美容室、理髪店、各種サービス、福祉関係施設にクリニックなど全24店舗が並びます。
丁寧に作られた焼き菓子や豆の味がするお豆腐、日替わりで野菜が豊富なワンコインの定食など、作り手の顔が見える商品が手にできるのも、商店街ならではの特長。リサイクルショップではなんだかお宝が見つかりそうです。
「お客さんは、地元の年配の人が多いかな。お店の人も年を重ねているけどね、皆、頑張って営業しています」と話すのは名店会会長の新田さん。月に1回店舗代表者会議を開き、元気にやっていくための話し合いも重ねています。
例年、年に3回、名店会主催のイベントを開催。5月はさつき祭りで、地域の人も参加するフリーマーケットでも賑わいます。そして10月は秋祭り。旬のサンマを焼いて提供。
「最近はサンマが獲れなくなってきてるからね、今年はどうなるかだね。9月末に打ち合わせがあるからそれ次第。でも、なんとかやりたいです」
12月には歳末感謝祭で、買い物のお客さんに抽選で景品が当たるイベントを実施しています。
お店の目の前の広々とした永山南公園を利用して、大学や地域の団体が名店会の協力のもとイベントをやることもあるのだとか。8月18日(木)〜21日(日)には、「夏のDANCHI教室」(UR都市機構・京王電鉄株式会社・株式会社オリエンタルコンサルタンツ・一般社団法人ニューマチヅクリシャ・日本総合住生活株式会社主催)を開催。そして、8月27日(土)には、自治会主催の花火大会。各店舗、昼に出店予定で、「子どもたちに夏の思い出を作ってあげたいね」。
「昔ながらの商店街だからね、お客さまのニーズを考えながら、自分たちができること、やりたいことを工夫しながらやっていく。効率重視じゃなく、足で歩ける商店街でありたいね」
永山団地名店街 こんなお店がありますよ
「『もしもし』見た」で、特典を用意してくださった店舗もございます。ぜひ、ご利用を! (2022/9/19まで有効)
焼菓子TOMOm(グループTOMO)
永山団地名店街に焼菓子のお店をオープンし2022年で11年目になります。昔も今も変わらぬ優しい甘さとバターの香りが特徴のマドレーヌが人気です。是非一度、ご賞味ください。
TEL.042-389-1234
多摩市永山4-2-4-103
[営]10:00~17:00
[休](土)、(日)、(祝)
ホームページはこちらから
※「『もしもし』見た」または「『もしもしWEB』見た」で、マドレーヌ1つプレゼント(お一人様1回限り)