親知らずと歯並びの関係

親知らず（智歯）は歯並びと関係するかご質問がありましたので、その回答をご紹介いたします。
親知らずは、歯並びを崩す原因として関係します。
親知らずは18歳から20歳にかけて生える奥歯で、現代人は顎が小さく歯が大きいため生える隙間がなく、特に下顎では斜めに一部分生えることが多いです。
親知らずは、顎の骨の中で動かなければ歯並びを崩すことはないのですが、18歳から20歳にかけて生えようとして動き出します。動き出した親知らずは、生えようとする方向にある歯を押し退けます。押し退けられた周囲の歯は、傾いて歯並びが崩れます。そのため、18歳から20歳にかけて歯並びが崩れ始めた、というご相談も多いです。
矯正治療はわからないことが多いと思います。ご不明なことがありましたら一度ご相談に来ていただければと思います。

有間矯正歯科クリニック
院長：有間 英仁

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