紙上 Placemaking
「地域でつながって、ワクワクを拡大中!」
/Mikke Remikke wm, 吉田 実香さん・村田 真理 さん
(2023ランタンフェスでは、ランタン・ライトで装飾したギャラリーバスが走ったよ)
東京の大学の社会学部、大阪の大学の英米文学科、と、現在の活動とは全くの畑違いの大学で学んだ吉田さんと村田さん。けれど、ともに何かを表現することには興味があったと言います。
それぞれ卒業後、やっぱりアートを学びたい、と、オーストラリア・パースで、政府が運営している専門学校へと留学。
本科入学前の英語学校でクラスメイトになりました。
そして、意気投合。シェハウスして、一緒に暮らし始め、帰国を前に2人展を開催。吉田さんは写真を、村田さんは絵を展示しました。
「オーストラリアで出会った人たち、アーティストたちの『やればいいじゃん』『できないっていう理由がないよ』という、自由で自分のやりたいことを自然体で進めていく生き方に刺激を受けました」と吉田さん。
日本に帰国後、東京、大阪と離れて生活することになりましたが、「一緒にやろうよ」と吉田さんが村田さんに声をかけ、村田さんが上京。
ユニットを組んで活動を始めました。
作品をマーケットに出品したり、展示会に参加していくうちに、その唯一無二の、ユーモアあふれ、色鮮やかな作品に目を止める人が増え、国内外を問わず活躍の場が広がっていきました。
「人が人を呼んでつながって、いろいろな人からオファーを頂くことができました」
その中で迎えたコロナ禍。
さまざまなイベントはことごとく中止になりました。
それまでは、活動の中心を都心に置いていたお二人。それが難しい状況に。
「そんな時に、ご近所の建築家(『スタジオメガネ』)さんに声をかけていただいたんです。『多摩ニュータウンで何か面白いことを一緒にやりませんか?』と」
そして、2020年、多摩市豊ヶ丘の『J Smile多摩八角堂』と豊ヶ丘・貝取商店街周辺を会場に開催された「ランタンフェスティバル」にも参加。
ガチャガチャの空カプセルにソーラーライトを入れたランタンを作り、商店街と『J Smile多摩八角堂』を結ぶ空間を飾り付けました。
これが、「たまのニューランタン」として、話題に。
「仲間ができて、つながって、ますますこのまちが楽しくなっています」
今や、地元のイベントでは、不可欠な存在になっています。
『J Smile多摩八角堂』のパーゴラを彩る季節の飾りは、二人が部長、まちの人が部員になる「パーゴラ部」によるもの。
「ゆるい部活なので、タイミングの合う時だけの参加でもOKです。パーゴラを飾るだけではなく、部員さん同士のつながりが発展していって、いろんなことができるといいなと思っています」
大人も子どもも一緒になって、ワクワクドキドキしながら、まちを飾り付ける時間。
人のつながりが、もっともっとのワクワクを生み出していきます。
「パーゴラ部」入部は随時募集中。こちらからお気軽に! Googleフォーム
近日開催のワークショップはこちら!
大きな星のオーナメントを作って『八角堂』を彩ろう
12月8日(金)
(1)15:00~16:30 (2)17:00~18:30 参加無料 各回定員15名
※作品はお持ち帰り頂けませんが、イルミネーション期間中、『J Smile多摩八角堂』に飾らせて頂きます。
イルミネーションが星に見える魔法のステッキ作り
12月13日(水)15:30~16:30 参加費300円 定員15名
※17:00からの『J Smile多摩八角堂』の点灯式で作品を使用します。ぜひそのままご参加ください。
※作品はお持ち帰り頂けます。
開催場所はどちらも『J Smile多摩八角堂』1F・コミュニティスペース(Google Mapで開く)
申し込みはこちらから Googleフォーム
プロフィール
みっけ りみっけ
オーストラリア・パースに留学中に出会った吉田 実香さん・村田 真理 さんが、2006年3月、現地での2人展開催をきっかけにアート&デザインユニット「wm,」を結成。身近なものを使ったインスタレーションアートや、写真などを用いたコラージュ作品を制作する。「Mikke Remikke」は「wm,」のプロダクトブランド。子どものような気持ちで、この世界を新たな眼で「見っけ!」、そして「Re(再び)見っけ!」して、楽しんで行こう、ユーモア溢れるコミュニケーションツールとして、誰かの「大切」につながる物作りを目指そう、とも思いで作品を作っている。親指スタンプや反射材を使ったアクセサリーなど、そのユニークさが人気を集め、国内外で活躍中。加えて、地元・多摩でもさまざまなイベントを主催したり参加したり、つながりも広げている。
公式ホームページ Instagram
プレイスメイキング とは
そこに行ったら人と出会えて、つながって、ワクワクドキドキ楽しい時間が過ごせて、笑顔が広がって、まちが盛り上がる何かを作り出せる。そんな空間を、私たちが普段暮らすまちの中に作る取り組みが「プレイスメイキング」。
紙上プレイスメイキング とは
『もしもし』紙上が、そんな「プレイスメイキング 」の場になりたい。『もしもし』に触れることで、新しい人とつながったり、ドキドキワクワクの思いが広がったり、新しい発見があったり、このまちで暮らしていることを嬉しく思ったり、安心したり、心が豊かになったり。そして人に優しくしたいなと思えてきたり。そんな『もしもし』を皆さんに届けたい、一緒にこのまちを楽しい場所にしていくきっかけになれたら。そんな思いを込めました。
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