もしもし編集部コラム
[Report]
2024夏、留学しました(木幡理央)
文部科学省の留学支援制度を利用して、
多摩市在住・高2生、木幡理央さんが
オーストラリア・ブリスベンに留学!
文部科学省の「官民協働海外留学支援制度 トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」をご存知ですか?
「自ら社会に変革を起こしていくグローバルリーダー」を目指す、高校生や大学生等を対象としたプログラムです。
このプログラムを利用して多摩市在住・木幡理央さん(高2)は今年(2024年)7/27~8/18の3週間にわたって、オーストラリアのブリスベンに留学しました。
そのレポートをお届けします。
留学で得た知識は、より多くの人に広めたい
そして、もっと多くの国の文化に触れて、世界という視点で物事を考えていきたい
(多摩市・高2 木幡理央)
私も親しくしている母の友人のお子さんがこの制度を利用して留学したと聞いて、かねてから短期留学をしてみたいと考えていた私は、「私も挑戦したい!」と思い立ち、「マイ探求コース」に応募を決めました。
このコースは、好きなこと、得意なこと、挑戦してみたいことなど、自らの興味・関心や自分の中にある問題意識を起点として考えた自由なテーマや課題を設定し、多様な人々との異文化交流を通して、問題解決や社会貢献につながる探究活動に取り組む留学計画です。
応募は高校経由だったので、高校の先生に親身に相談に乗っていただきながら準備を進めました。
留学の目的や学びたいことを明確に書面に表したり、留学先の選定・期間なども自分で決めなければならなくて、大変でしたが、派遣留学生に選んでいただいたときは、本当に嬉しかったです。
私が探求テーマに選んだのは、動物保護活動についてです。
我が家では、私が幼い頃からずっと犬を飼っていて、犬と過ごす生活が当たり前でした。
小学校の時の自由研究で保護犬について調べたところ、殺処分の問題や海外の動物保護ボランティアのことを知り、その活動に興味を持つようになりました。
そこで、海外の動物保護活動の現状を自分で見て聞いて感じてみることを探求テーマに据えました。
現地では、午前中は語学学校で、台湾、コロンビア、ブラジル、サウジアラビア、スペインなど、さまざまな国の人と一緒に英語の授業を受講。
年齢もさまざまで、16歳の私が一番下でした。
「そんなに小さいの?!」と驚かれたりもして、、、。
その中で、国によって英語教育の方法が違うことを知ったり、いろいろな国の言語や文化に触れ、コミュニケーションをとることの大切さを肌で感じました。
午後や休日は、現地の語学学校で知り合った方たちと公園や川、動物園、シーワールド(水族館)、美術館、カフェ、EKKAという現地の農業祭に出かけたり、探究活動のために一人でペットショップに行って話を聞いたりもしました。
また現地で保護活動をしているリョウコさんという女性が、大きな保護団体である「RSPCA」に連れて行ってくださり、現状等を話してくださいました。
またホームステイ先のホストマザーがとっても優しく、毎日、一緒に食事をして、いろいろな話をすることができました。
日本の文化を伝えたいと、風呂敷をお土産に用意したので、その使い方を伝えることもしました。
お礼にとアボリジニの柄のクロスをいただいて、文化交流もできたかなと思っています。
今回の留学を通して、価値観も広がって、日本だけではなく世界という視点で考えられるようになりました。
現地で見聞きした動物保護活動に関しても、オーストラリアだけではなく他の国の現状も知っていきたいと思っています。
また、高校生である私ができるボランティア活動を積極的にやっていきたいです。
留学前は、ワクワクする気持ちの反面、心配もたくさんでしたが、本当に留学してよかったと思っています。
今後も、チャンスを逃さずに、さまざまな国を訪れ、文化に触れ、人とつながっていこうと思います。
この経験をするために支えてくれたたくさんの方々に感謝します。ありがとうございました。
DATA)
「官民協働海外留学支援制度 トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム」
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