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[サークル紹介]大好きな植物を描く楽しさ/植物画グループ『かたかごの会』

メンバー、一人ひとりの
個性豊かな表現も魅力!

「とにかく植物が好き!」という気持ちで描くのが『かたかごの会』の植物画。
描く花や草木は、その種類もさまざま。
さらに、メンバーそれぞれが、好みや表現方法の違いも楽しんでいます。
「一人ひとりが、自分の描きたいものを自由に選んでいるから、個性派揃いのグループになっています」と。

2023年7月に開催された「かたかごの会」展覧会

創設は、1995年。
1994年に多摩市主催で開催された「植物画入門講座」に参加したメンバーの有志が立ち上げました。
「今まで絵を描いたことはなかったけれど、とにかく植物が好きなので描いてみたい!」と入会した人も多いとか。

現在メンバーは7名で、自宅等で植物画を描き、月1回の集まりに持ち寄ります。

指導にあたるのは植物画家の小林英成先生。
講義では、絵の表現方法等はもちろん、植物学的な話もします。
例えば〝あじさい〟。その種類や分布、葉の特徴などをさまざまな視点から紹介。
「講義を受けると、植物の見方が変わってくる」とメンバー。
さらには、この植物の話が面白いので、創作意欲もますます湧いてくるとか。

先生からは、講義や作品への講評(アドバイス)はありますが、基本はそれぞれの個性を大切に、自由に描くのが特徴。
展覧会などでメンバーの作品を並べると、それぞれ取り上げる植物や表現方法の違いに驚くことも。
実際、展覧会に来た友人から「同じ先生に習った人達の作品が並んでいるとは思えないね」と言われたこともあるそうです。
でも、その違いが楽しく、他のメンバーの作品に刺激をもらえるのも魅力です。

「植物が好き。少しでも愛らしく描きたいと、いつも向き合っています」
「描いている植物の特徴を捉え、〝どのようにすれば、その良さが伝わるか〟を考えるのも面白い」
「私の題材は、その辺に生えている草。雑草もよく見ると面白い。しょっちゅう外を歩いて見つけています」
「外で取ってきたものは、カメラでさまざまな角度から撮影して記録に残しています。これなら、次の年でもこの写真を元に描くことができる。知らず知らずのうちに資料になる写真もいっぱいになりました」
とはメンバーの声。

それぞれの目線で楽しんでいる植物の世界。素敵な作品が次々とできあがりそうで楽しみですね。

■毎月第1(水)9:30~12:00 主に多摩市立永山公民館 創作室、その他
▼問い合わせ/赤澤TEL.042-675-1244

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