漢方コラム(155) 漢方の胃薬

胃薬の効能書きを見ると、どれも似たり寄ったりの効能で、どれが自分の症状に合う薬かわかりにくいですね。
漢方薬の場合、大きく分けて5つのタイプに分けられます。
①:食が細くあまり食べられない、
②:空腹時にムカムカしやすく、ゲップが上がりやすい、
③:胃の中に食べ物が残ってもたれている、
④:ストレスで胃痛がしやすい、
⑤:冷たいものを飲食しすぎて胃の動きが止まっている…などがあります。
このタイプを間違えて使うと、全く効き目がないどころか、悪化する場合もあります。
例えば、②と⑤、①と④のタイプは相反する体質なので、逆の作用の漢方を使うと不快な症状が出ることがあります。
病院でよく処方されるは①の体質に使う漢方薬です。
漢方の胃薬は比較的早く効果がわかりますので、効かない場合は一度ご相談ください。
こだま堂漢方薬局
薬剤師:長峯 友恵
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