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モリテツのキューバ・ 南米紀行19「望郷の人④」 (ハバナその19)・「キューバでビートルズ?!①」(バラデロその1)

支倉常長の像の前に立つと、仙台から11,850kmというモニュメントが目につく。仙台のどんと祭りの壁絵も。しばらく海を眺めた。荒れていた海は風も収まり、対岸にモロ要塞がくっきり。支倉の立像は扇子で仙台を指していた。仙台は記者時代四年を過ごした地。そんなことをぼんやり考えていると、ふと望郷の念にかられるのだった。
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翌朝、皆で朝食をとっていると、奈津希嬢が「カビリアンブルーの海ばかり眺めさせられて、一度も泳ぎもしないなんてもったいないわよね」とおっしゃる。うむ、うむ、ごもっとも。サラダにぱくつきながら皆頷いている。
というわけで車をレンタルしてハバナ近郊きってのビーチリゾートへ出かけることになった。車はもちろんクラシックカーのフォード。宿のオーナーが知人から借りてくれたらしく、意外に新しい。ドライバーは卓司氏。
「左ハンドルで大丈夫?」と尋ねると、国際免許で海外でも運転豊富だからご心配なくとのこと。市街を出ると、海沿いにコヒマルを抜けて一路東へ。車はそれでも時速70㌔は出る。バラデロまで140km。この日も暑い。窓を開けていても汗が出るほどで、途中、カフェで冷たいダイキリですっきり。
人口50万人というマタンサスの街を抜けた。ここはコロンブスが寄港した土地らしい。そこから半島に向かっていった。イカコス半島こそ、約20kmに及ぶ白砂の海岸が続く景勝地。
まもなくバラデロに着いた。この街がなぜリゾートとして発展したかと言えば、モルガン家、ロックフェラー家と並ぶ米国の三大財閥の一つドュポン家によるところが大きい。


#モリテツ #森哲志 #紀行 #キューバ

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