LIXIL不動産ショップ 中央企画
相続相談 不動産のプロによる相続サポート⑫
多摩地域で40年以上の実績を持つ不動産のプロ『LIXIL不動産ショップ相続サロン』代表・田岡浩一郎氏が、今注目の「家族信託」や不動産相続などについて話します。
不動産相続のトラブルを避けるために
生前の準備が大切です
「不動産の相続はトラブルになりやすい」といわれますが、〝それはなぜか?〟、また〝どのように対処すればよいのか?〟。
相続とは、人が亡くなったときに、その遺産を一定の血縁関係にある人が引き継ぐこと。
どの家庭にもいつかは起きるものだと思います。高齢者の人口の増加にともなって相続の発生件数は増えており、それと比例するように相続におけるトラブルも増えています。 なかでも多いのは、不動産資産をめぐるトラブル。
それでは、なぜ不動産トラブルは起きるのでしょう。
理由1)
不動産はその価値がわかりにくい
土地としての評価は高いが、家を建てるには不向き…など、不動産の価値はその相続上の評価と一致しないことがよくあります。
理由2)
不動産はそもそも分けにくい
例えば、相続人3人で、遺された田舎の実家を分けられるでしょうか。
現金資産と違って分けにくいのも不動産の特徴のひとつです。
日本の家計が保有している資産のうち、およそその7割は不動産資産といわれています。相続というと、「お金持ちの話。うちは関係ない」と思われる方も多いかと思いますが、相続トラブルはお金持ちだけの話ではありません。遺産分割で裁判になった人たちの例を見ると、およそ4分の3の人たちは5,000万円以下の資産をめぐって争っています。数億円の資産家の家族が争う…というものではないのです。
【遺産分割事件の対象金額別の内訳(最高裁判所「平成27年 司法統計年報」】
1,000万円以下 32.1%
5,000万円以下 43.8%
1億円以下 12.8%
5億円以下 7.3%
5億円超え 0.4%
不明 3.7%
なぜ、そういった人たちがもめるのか。それは不動産の絡む相続で、〝税理士にお願いするほどお金を持っているわけではない〟、〝弁護士に相談するほど、今もめているわけではない〟など、準備の必要性を感じていない人が多いからかもしれません。また、生前のうちにもめないための対策について相談できる先がないのも現状です。
不動産相続の準備といっても「何を」「どのように」すればよいのか。価値がわかりにくく、専門的な知識も必要な不動産相続は、経験を積んだ不動産のプロのサポートが助けになります。家や土地を持つ方が、引き継ぐときに困ったり悩んだりすることのないように、不動産相続の専門家への相談をお勧めします。
「不動産相続」についてのさまざまな疑問や悩みは、多摩地域で40年以上の実績を持つ不動産のプロ『LIXIL不動産ショップ相続サロン』が、幅広い相続や信託の知識と専門家とのネットワークを通じてサポートいたします。
また、相続の前に、認知症対策を踏まえた老後の財産管理として、今注目の「家族信託」などについてもご相談ください。
(「家族信託」については、この連載コラム「相続相談 不動産のプロによる相続サポート①」からご紹介しています。ぜひこちらからご覧ください)
相続勉強会は定期的に開催しておりますので、興味のある方はぜひご参加ください。
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