「デザインリノベーション／買取再生事業④」への取り組み　 事例 多摩市落合5丁目「エステート落合」

多摩ニュータウンを住まいから再活性化
役割を終えた住宅を、デザインリノベーションで次世代へ

自然豊かな多摩丘陵に開発された多摩ニュータウン。その素晴らしい住環境が、ウィズコロナの時代において再評価されています。豊かな自然に囲まれながらも、都心部へのアクセスの良さや利便性の高さ。そういったことから多摩ニュータウンへのUターン事例の増加など、全国的に稀有な存在として注目されています。
ただ、その一方で、 住民の高齢化が進んでいるという問題も抱えます。
相続や高齢者施設等への入居に伴い、居住者不在で空き家となる住宅も出てきているのが現状です。
多摩ニュータウンで実績40年を超える不動産のプロ『LIXIL不動産ショップ 中央企画』では、そのように一旦の役割を終えた住宅を、シニア高齢者世代から買い受け、現代のライフスタイルに適したデザインリノベーションを施工した上で販売。次世代へと橋渡しをすることで、「多摩ニュータウンを住まいから再活性化させる」というミッションに取り組んでいます。
分譲から半世紀近く経過している建物が多いものの、とりわけ団地と呼ばれる住宅は躯体がしっかりしています。内装のリノベーションをしっかりと行えば、新築同様でデザイン性の高い、オンリーワンのライフスタイルを手に入れることが可能です。
多摩丘陵の豊かな自然と、多摩ニュータウンのよく整備された美しい街並み。
この充実した住環境をより多くの方に感じてもらいたいとの思いで取り組んでいる「デザインリノベーション／買取再生事業」。豊富な物件の中からシリーズとして、今回は多摩市落合5丁目の「エステート落合」のリノベーションを紹介いたします。

🔳多摩市落合5丁目「エステート落合」のリノベーション事例

物件概要
種別　居宅
構造　鉄筋コンクリート造5階建て（3階部分）
住所　東京都多摩市落合5丁目8番地
間取り　 4LDK
専有面積　 97.5㎡
築年　1984年（昭和59年）

★現在、絶賛販売中の物件です。内覧もしていただけます。
オープンルーム（リノベ完成内覧会）
4/8（土）・9（日）12:00〜16:00
場所／多摩市落合5丁目8-19 エステート落合　301号室
ご予約不要。直接現地にお越しください。
ぜひご来場ください。

分譲当初からご入居されていた売主さまのご相続発生に伴い、しばらく空室となっていたお部屋を弊社にて買い受けさせていただきました。
専有面積97.5㎡、もともとの4LDK間取りタイプから、現代の生活様式に合わせて使い勝手の良い広々とした3LDK＋畳コーナー＋WIC＋納戸（実質4LDK）にリノベーションしました。
多摩ニュータウン育ちの女性建築家が手掛けるこだわりの団地リノベーションとしても注目されています。

「エステート落合」は、2022年末に大規模修繕工事が完了したばかりのタイミングで、玄関ドアと窓サッシも新規に更新されました。内外装ともリフレッシュされた状態でお引き渡しできますので、是非とも内覧を楽しみにしていただければと思います。

また、「エステート落合」は多摩ニュータウン内の公団マンションでは数少ない〝ペット飼育2匹まで相談可（細則あり）〟の物件なので、ペットを家族同様に考えられているお客さまにとっては嬉しいポイントですね。

【リノベーション／こだわりのポイント】

多摩ニュータウン育ちの女性建築家のこだわりはこちらです。

このリノベーションにより一番変わった点は、廊下がなくなったということです。
以前は廊下があってキッチンに入る間取りになっていましたが、、そこの壁をなくし、廊下を部屋として使えるようにしたことで、部屋が広くなりました。

キッチンは使い勝手の良さを考え、さまざまな工夫を凝らしています。
物を置きがち、汚れがちな冷蔵庫の上には、収納をつけることできれいにすっきり収まるようになりました。
また、キッチンの素材についてはホーローを使っています。引きだしの表面や中、キッチンパネル、キッチンの周りの壁、そしてレンジフードもホーローです。もしも汚れた場合も、ゴシゴシ洗っても傷つかないし、お手入れしやすいという利点があります。

また、玄関から入ってくるところを「引き込み戸」にした点にもこだわりがあります。「開き戸」だとドアを開けた時に邪魔になってまうのですが、壁の中に収まる「引き込み戸」ですと、そこに扉があるのがわからないので、邪魔にならないのです。また、引き戸を天井いっぱいにしたことで視覚的効果で天井が高く感じられます。

その他、各部屋（個室）にウォークインクローゼットをつけ、収納を充実。
陽の差し込む南側には、畳の良さを感じられる畳コーナーを用意した和室もあり、心地よく過ごしていただけるのではないかと思います。
（『LIXIL不動産ショップ 中央企画』代表・田岡浩一郎氏）

★こちらのリノベーションについてさらに詳しく！→こちらをご覧ください。