もしもし 恒住
小村洋の「2023 合格対談2」
青山学院大(理工)沖山仁太君(由木中→南平高)とお母様、妹の杏珠・朱桜ちゃん、小村代表
~夏休みは自習室で集中して勉強できました~
日々の努力を積み上げて、第一志望の青学へ!
対談動画は、『多磨ヨビ』公式ホームページでご覧に!
小村:沖山さん、こんにちは。よく来ていただきました。ありがとうございます。今日は、2023年春、青山学院大学理工学部物理学科に合格・進学する沖山仁太君と、妹の杏珠ちゃん、朱桜ちゃん、そして一番最後になってしまってすみません、お母様に来ていただきました。沖山君は八王子市立由木中学校を経て都立南平高校へ進み、2023年春に青山学院大学に進学することが決まったわけですけども。まず、その決まった時の気持ちから伺いたいと思いますが、いかがでしたか?
沖山:決まった時は、そもそも1年生の時から指定校推薦を狙っていたので、純粋に嬉しかったですし、その努力が認められたってのは、嬉しかったですね。
小村:内申も良かったと思うのですが、数字を言ってもいいですか?
沖山:3年間の最後で4.5だったんですけど。
小村:そりゃ受かるよね。南平で4.5取るってのは大変だと思います。ちょっと戦略を考えてたんろうね。
沖山:いやそんな少なくないですね。結構いますね。
小村:そんなに、いや、大変だと思うけど。そうですか。青山学院大学で他にもそれぐらいの人がいるとしたら、そこに入り込むのは不安だった気持ちはあったでしょう。
沖山:そうですね。選考の時は結構緊張したんですけど。ま、友達も受かったんで、頑張って勉強もしているんじゃないかなって感じでしたね。
小村:だよね、秋に合格進学決めたらね。
沖山:そうですね。
小村:いい笑顔ですよ。
沖山:ありがとうございます。
小村:このあたりね、青山学院大学に行きたい人がすごい多いので。みんな、「いいな」って、「羨ましいな」って思うんじゃないかと思いますね。せっかく来てくれたんで。杏珠ちゃん、せっかく来てくれたから、聞きたいです。小学校で、好きな学科ってなんですか?
杏珠:体育。
小村:そうか、非常に健康的でいいですね。他に勉強の方は?
杏珠:音楽。
小村、非常によろしい。技能教科で点数を取るのは武器になります。私はね、体育が1で、音楽が2だったんですよ。じゃ、朱桜ちゃんは、学校で好きな科目は何ですか? 国語とか算数とか、理科とか、体育とか。
朱桜:音楽
小村:音楽かあ、そうかあ。お家が明るくていいねえ。そう。お兄ちゃん、よく勉強してた?
二人:うん。
小村:そうかあ。お兄ちゃん、優しい?
杏珠:うん。
小村:お母さま、4人もお子さんを育てながら、大変だったと思んですけど。でも、お兄ちゃんがちゃんと先鞭をつけて、秋には合格を決めてくれて、良かったですね。
母:そうですね。
小村:お母さまから、子どもさん、とりわけ仁太君を見ておられて、どんな感じておられましたか?
母:そうですね、私もすごい心配性なので、やっぱり、定期テストとかもドキドキしたりしていました。本人、「指定校推薦を取れたら取りたい」って言ってたんですけど。でも、「やっぱり、一般受験に対してもちょっと対策しておいたほうがいいんじゃない?」っていうようなことも言っていて。「予備校のことも考えよう」って言って、高3の春に、仁太と相談してやりました。
小村:2022年4月入校になってますから、体験はそれより前に多分受けてくれたとは思うんですけれど。
母:そうですね。
小村:入校自体は4月ということになってます。記録がね。今、お話伺ってると戦略的に、彼、準備してますね。
母:そうですかね?
小村:はい、目標をしっかり持って、学校の勉強もきちんとやって、内申も考慮しながら、頑張ってきておられた、着実にやっておられた。ま、当然かなあという風には。まあ、合格されて。難しい大学ですけど、感じました。じゃ、仁太君、本校に入るきっかけを聞きたいんですけど。チラシとか看板とか、インターネットとか。どんなことで本校を見ましたか?
沖山:そうですね、チラシとか看板とかよく見たんで、「この塾どういう感じなのかな」って気になってたんですけど。ま、その3月とかに、前に行ってた塾で勉強してたんですけど。大学受験のための対策ができないんじゃないかってことで、塾を変えようと思って。当時母がチラシで、『多磨高等予備校』の記事を読んでいて、オススメしてくれたんで、「体験授業行ってみようかな」って感じで体験授業に来て。それで決めようと。
小村:体験を受けて決めたのね。ということは多分、間違ったらごめんなさい。今まで中学校の時に行ってた塾が、通い慣れているので、そこに通ってたのかな?
沖山:そうです。
小村:そういうケース、非常に多いです。そうすると、映像系?
沖山:映像じゃないですね。
小村:映像ではない、ああ、そうですか。
沖山:はい。
小村:非常に多いんです。気心が知れてますからね、中学の時に行ってた塾。ただ、うちは大学受験専門でやってますが、高校受験も中学受験も小学受験もやってる塾だとすると、ひょっとすると専門性という点では薄くなるのかなあという風には思いますね。ま、そうやって本校を選んでくれました。で、授業が始まります。授業が始まって印象的だったこと、思い出ってありますか?
沖山:そうですね、先生がすごく熱くて、受験に対してもよく知ってるし、僕らの立場に立って意見もしてくれるんですごい勉強しやすかったですね。
小村:水島ですかね。
沖山:はい、そうです。
小村:彼はもう本当に、「この仕事が天職だ」って言って一生懸命やってます。数学だね。
沖山:はい。
小村:理科は?
沖山:理科は、ここの授業では取ってなかったんですけど、質問にたまに行ったりして。それでもちゃんと答えてくれて、非常に助かりました。
小村:水島、なんでもできるんでね。物化生物、できるんで。どうだろう、家で勉強しましたか、それとも、自習室で勉強しましたか?
沖山:自習室で勉強しました。夏休みはほとんど毎日通ったりしてたので。
小村:そうか、そうだよね。お兄ちゃん見ててどんな風に思ってます? 一生懸命やってたでしょう。
杏珠:夜遅くまで頑張ってた。
小村:頑張ってた、そうか。朱桜ちゃん、どう? もうその時は寝てたか。
母:寝てましたね。
朱桜:寝てたから、あんまりわかんない。
小村:そうだよね、あんまりわかんないよね。そうか。家だと可愛い妹さんが3人いるんだよね。それじゃ、勉強、ちょっとこう、声が聞こえるしね。
沖山:そうですね。集中しやすいって点で自習室のほうが良かったんで、よく通ってました。
小村:そうですよね。ありがとうございます。そうすると、次は講習会。夏期講習、秋特訓、冬期講習、ファイナルとあるんだけど。どこからでもいいです。古いところから思い出を話してくれると嬉しいです。
沖山:僕は、9月にやめちゃったんですけど。夏期講習で、そんなに授業数も多くなかったんですけど。授業でやった分はちゃんと復習して、二学期のテスト用に自習で補って。一般を受けるかも知れないっていう想定で、対策はやってました。
小村:それは賢明ですよね。わかりました。秋には決まっちゃったんですものね、それはそうです。
沖山:そうですね。
小村:じゃ、今、合格を決めて、理工学部物理学科でこんなことを勉強して、将来、こんな会社に入りたい。公務員かも、官僚かも知れないけど。それはどう思ってますか?
沖山:そうですね、まだ具体的な専門領域とか決めてないんですけど。やっぱり、民間の会社に入って普通の生活ができれば、それでいいなと思っています。
小村:家族を大事にしてね。きっと幸せな家庭を築かれると思います。それが一番いいなと思いますね。お母さまに伺ってて、そんな、小学校から帰ってきてすぐ、なのに、パートも大変でしょう。10時に行って、4時だったら。4時でしょう。お仕事、違います?
母:あ、もっと早いです。
小村:4時だと間に合わないや。よくね、4人育てられて、お勤めもして。
母:ありがとうございます。
小村:ママは偉いんだぞ。うちは専業主婦でね。なんだかんだ、「俺、結構幸せなんだ」とか言ったら、「あなたの幸せ、私にしわ寄せ」とか言うんですよ。
母:そんな。
小村:ママはずっとずっと偉いよ。本当に大変なんだよ、4人育てて、ちゃんとお勤めもしてて。ママ好きだろう。
杏珠:うん。
母:良かった。
小村:お母さまは、やっぱり合格した時は良かったと思いました?
母:そうですね、良かったあって、ホッとしました。
小村:ご家族でね。
母:はい、そうですね。
小村:お父さまはなんておっしゃってました。
母:「おめでとう」って。
小村:男ってね、照れ臭くて、あんまり「やったやった」って言えないもんなんですよ、日本の男はね。
沖山:そうですね。
小村:昭和の男ってね。そうなんですよ。
沖山:そうなんですかね。
小村:そういうもんなんです。いいのかどうなのかわかりませんけどね。自分の思いを素直に表すのもいいのかなって思うんだけど、ね。杏珠ちゃんも朱桜さんも幸せって顔してるよね。将来は民間企業に入って、幸せな家庭を築く。それが一番幸せな人生だと思いますね。ある会社の人事部長みたいなことをしている方から聞いたんですけど。「今、学歴ってあんまり気にしないよ」って言うんですよ。建前では。でも実際はこんなこと言ってましたよ。「MARCH出てたら信用できるけれども、そうでなければ、いい人もいるんだろ」って。「そんな偏差値が高くない大学で、いい人もいるんだろ」って。「ただね、私たちも時間を使って人に会うのが仕事なんだよ。MARCH出てれば、会ってハズレはない」って。だから会ってくれるわけ。そういった人、格別ですよ、人間性は別です。だけど、偏差値の低い大学だったら、選考のところまでいかないって話、聞いたことがあるんですよ。だからもうそこは確実にゲットしたからね。もちろん、大学に入れば、MARCHに入ればあとはなんとでもなるということはないと思うんだけど。第一歩としては確実にゲットしたってことでね。そこに向けて頑張ったのは良かったなという風に、ご家族も思ってらっしゃるし、ご本人も自負していると思います。杏珠ちゃん、将来、何になりたいですか?
杏珠:ラグビー選手。
小村:ラグビー選手か、そうか。活発だな。朱桜ちゃんは将来何になりたい? お料理する人か? 検討中かな?
母:考え中かな?
朱桜:わかんない。
小村:わかんないよね、まだ小学校1年生で、そりゃ、わかんないのが普通だ。ね。ラグビー選手とはすごいな。
朱桜:ラグビー習ってるの。
小村:そうか。一番上のお子さんなんですね、仁太君が。
母:はい、そうです。
小村:4人子どもさんがおられて、それぞれ同じように育てても、違うでしょう。
母:そうですね。勉強に関していうと、覚え方とか、得意だったり、勉強の仕方がそれぞれ違うなって思って、面白いですね。
小村:ひと通りのお話は伺ったと思います。最後に、これは言っておきたいってこと、何かあったら。後輩に対して、予備校に対して、お母さんお父さんに対して、なんでもいいです。最後にこれ言っておきたいってことがあったら聞かせてもらえませんか?
沖山:そうですね。やっぱり、最終的に一番自分の力になるものって、積み上げてきたものだと思うので。日々、一歩一歩進んでいくってのがやっぱり大事になってくると思うので、それを身をもって感じたので。部活も勉強もどっちも日々の努力を怠らないことが大事なんじゃないかなって思いました。
小村:正論ですね。一つ一つの努力を怠らずに積み上げていくことが、合格、あるいは栄冠につながっていくんだってことは人生全般に言えるでしょうね。その通りだと思います。せっかくきてくれたんだから、杏珠ちゃん、最後に言っておきたいことはない? お兄ちゃんを見てこんな風に思ったとか。
杏珠:少し緊張した。
小村:少し緊張するよね。そりゃそうだね。緊張したか。じゃ朱桜ちゃんどうだろう。素直な感想でいいよ。朱桜ちゃんも勉強して、大学に行くようになると思うから。その時の心構えとかある? どうだろう。今、一番思ってることでいいよ。
ありがとう、考えてくれて。で、お母さま、ちゃんとしかっりしてますね、お兄ちゃんはもちろんですけど。
母:そうですか?
小村:笑顔がいいわ、二人とも。お母さま、最後におっしゃりたいことがあったら。子育てしながら、お兄ちゃんが第一志望に入られて、そんな中で、こんなこと感じてました、思ってましたってことがあれば。
母:『多磨高等予備校』ってところがあるよって、『もしもし』で前から対談を読んだりとかしてて。本人も「映像とかじゃなくて対面だったり、直接教えてもらえるところがいい」ってところから、「こういうのがあるよ」って私は言っただけなんですけど。仁太がほとんど決めて、私たちはただお金を出して。面談は来こさせてもらったりして。私が共通テストとかのことも先生から教えてもらって理解するってところもあったりして。高校生なので、ほとんど仁太に任せてたんですけど。『多磨高等予備校』の先生たちがいろいろご指導してくださったおかげで、安心していれたんじゃないかなって思います。本当に感謝しています。ありがとうございます。
小村:いつもいうんですけどね。木に立って見るのが親なんでね。代わりに受験できませんしね。重大な関心をもって放置する、それしかんできないですよね。こんな可愛い子どもが、ちっちゃい子が、真ん中のお姉ちゃんもいらっしゃるし。伺ってて、家族全体で勝ち取られた合格じゃないかなっていう風に思いました。私たちの理念というか思いを最後に話させてください。「幸せ五則」っていうんです。五則って、5つのルールね。(1)合格による生徒の幸せ、それはイコール(2)ご家庭の幸せなんです。私たちはそのために仕事をしています。(3)講師教職員の幸せ。そうすることで、私たちが社会的認知を得て、私たち家族が食べていかれる。これが(4)教職員の家族の幸せ。そうした小さな幸せが組み合わ去ったものが(5)社会の幸せだと思うんです。大きなことをしてっていう考え方もあるんでしょうけど、一人一人が自分の持ち場、持ち場、家庭を大事にしていって。そうしたらおかしな子どもは生まれないし、おかしな世の中にならないと思うんです。若者が十代最後の挑戦の場が受験だと思うんです。それにぶつかっていくお手伝いができたらなと思って、この仕事をしています。今日は本当にありがとうございました。
本対談動画は『多磨高等予備校』のホームページで!