『多摩サッカー協会』が50周年を迎えましたよ。 編集:恒住
1971年、多摩市市制施行。同年3月に多摩ニュータウンの入居がスタートしました。そして翌年の12月、多摩市サッカー協会(現NPO法人多摩サッカー協会)が設立されました。今年で50周年。「スタッフの皆さんはどんな思いで50周年を迎え、何をやろうと企画しているんだろう?」と思い、話を伺ってきました。
「多摩ニュータウンは、もともとの住民はいたけれど、日本全国から人が集まってできたまちです。そのまちで、『サッカーをこのまちに根付かせよう』との熱い思いを抱いて、先達が立ち上げたのが『多摩サッカー協会』です。この50年があってこその今。だから50年を見つめ直して、これからの50年へ向けてのスタートの1年にしたいと、皆でアイデアを出し合って、企画しています」と、座間直成会長。
サッカーをやっている人はもちろん、やっていない人にも、サッカーを通して健康になってもらえたら、サッカーを通じて地域貢献ができたらとの願いがそこにあります。
例えば、毎週木曜日の「地域貢献デー」。南豊ヶ丘フィールド(多摩市豊ヶ丘)で、シニア対象にウォーキングサッカーを実施しています。これは、サッカー発祥の地・イングランドで2011年にシニアの健康づくり・仲間づくりのためのスポーツとして始まったもので、「走らない」「ぶつからない」「ボールを蹴り上げない」歩くサッカーとのこと。
「自分のペースでやれるので、体力に自信のないシニア中心に盛り上がっています。通常のウォーキングの3倍以上の運動消費量があるので、健康増進にオススメですよ」
お試しで参加してみてはいかがでしょう? 女性も大歓迎です!
そして、9月10日(土)には、同じ南豊ヶ丘フィールドで、幅広い年代を対象にした「フットボールデイ」を開催。目玉は「ギネスに挑戦!」とか。当日、運動できる格好で直接会場に足を運んでみませんか?
そして、11・12月には、多摩出身のJリーガーとの交流イベント、12月3日(土)には、多摩市陸上競技場で「大人のためのサッカー教室」を開催。講師には元日本代表を迎える予定です。
12月17日(土)には、元日本代表で、現役引退後は指導者として活躍し、攻撃的サッカーの基礎を作ったと言われる風間八宏氏による基調講演も予定しています。
「サッカーにまつわる50周年記念イベントを、来年の3月までさまざまに開催する予定です。ぜひ、皆さんに気軽に参加していただきたいです」
詳細は、同協会のHPでチェックを。
多摩サッカー協会 http://www.tama-fa.jp