もしもし編集部コラム
「誰かに心を届けられる存在に」
インターンシップ生の山口さん
こんにちは! 『もしもし』でインターンシップをした、山口由結です。大学でジャーナリズムの勉強をしており、地域紙への理解を深められたらと『もしもし』のインターンシップを志望しました。
そんな私ですが、横浜市在住で『もしもし』はおろか多摩ニュータウンにも馴染みはありませんでした。ですが今回、コロナ禍でも〝こころを届ける〟大切さをこのまちで学ぶことができました。
特にそれを感じたのは、食事の宅配を行う『もしもしデリバリー』での業務の時でした。実際にお店に向かい料理を受け取り、お客さまのもとまで届ける仕事をしたのですが、店員さんとお客さまのどちらともお話ができ、マスク越しですが笑顔も見えました。店員さんの明るい「配達よろしくお願いします!」の言葉や、お客さまの優しい「ありがとう」の言葉に元気が出ました。
紙面をポスティングスタッフの方へ届けたときにも、まちの方の優しさに触れることができました。私が重い冊子を運んでいるときにまちの方が「重くない? 手伝おうか?」と話しかけてくださったり、またポスティングスタッフの方も運び終わったときにドリンクをくださったり、初めてお会いしたのに気遣ってくださる方が多く、温かい気持ちになりました。
『もしもしデリバリー』のキャッチコピーは、〝こころも届けます!〟です。この言葉のように誰かに〝こころを届ける〟ことはコロナ禍において大切であると感じます。行動制限などがあり誰かと直接つながることは難しい現状ですが、『もしもし』を通じてこのまちの方々とつながれたことで温かい気持ちになり、このまちが大好きになりました。自分自身も誰かにこころを届けられるような存在になりたいと考えています。本当にありがとうございました。
インターンシップ最終日に成果を発表する山口さん