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漢方コラム(147)東洋医学と光線療法

最近、光のさまざまな効果や作用の研究が進んでいます。例えば、体内時計の調節、うつ病や不眠症の改善、子どもの近視抑制等の作用はよく知られています。光(日光)は陽気です。正常な睡眠は、昼間に陽気を浴びることで陰の時間帯である夜によく眠れる…陰陽の相互転化という東洋医学の考えにつながります。当薬局の隣で行う「可視総合光線療法」は、カーボンを燃やして得られる可視光を素肌に当てる健康法です。特に背中側は光線で活性化する細胞が多く存在しているそうで、腹側は陰、背中側は陽という東洋医学の考えとつながり、興味深いです。ちなみにこの光はLEDとは違い、日光に近いさまざまな波長を含みます。漢方薬よりも優れた健康効果を得られる方もいるので、素肌がほぼ日光に当たら
なくなった現代では、光線療法も養生の一つとして役立つと思います。

こだま堂漢方薬局
薬剤師:長峯輝明

#健幸 #健康 #KENKOU #漢方薬

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