L8020乳酸菌の予防効果
虫歯や歯周病の原因はプラークと呼ばれるバイオフィルムです。その形成には口腔内の微生物同士の相互作用や、歯や修復物の表面性状、唾液などの作用が関わってきます。
子どもの唾液成分を調べたところ、虫歯のない子どもからL8020乳酸菌が検出され、虫歯のある子どもからはL8020乳酸菌は検出されませんでした。
これらを詳しく調べたところ、虫歯菌、歯周病菌、カンジダ菌に対する高い抗菌性と、全身疾患に関わる歯周病菌毒素に対する不活性化作用もあることがわかりました。
またL8020乳酸菌で発酵させたヨーグルトを用いたヒト試験では、2週間、毎昼食時に摂取した場合、虫歯菌と歯周病菌の4種を口腔内から有意に減少させることが分かりました。
口腔ケアの一環として新たな手段として是非検討してみてください。
京王堀之内駅前 ゆたか歯科医院
歯科医師:野中 康平
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