[SDGsコラム]全ての子どもたちが等しく勉強できる環境を
「塾に行きたいけれどお金が高い・・・」「家だと集中して勉強できない」などなど、さまざまな悩みを抱える子どもたちに、勉強を学べる機会と居場所を低価格で提供している学習支援サークル『NPO法人 BORDER FREE』。
設立の歩みや、運営を続ける思いについて、スタッフの石井 陽斗さん(大学3年生)にお話しを伺いました。
『NPO法人 BORDER FREE』のはじまり
2021年のこと。『NPO法人 BORDER FREE』の代表・村上晃一さん(当時大学2年)は、海外ボランティアサークルに所属し、教育設備が整っていないラオスの子どもたちの教育支援を行っていました。ラオスでは、小学校を卒業できない子が全体の約2割にも及ぶこと。この現状に直面した村上さんは「日本の子どもたちも、生まれ育った環境によって起こる教育格差があるのでは・・・」と考え、日本の「教育格差の是正」を目指すようになりました。
同じ頃、当時塾講師のアルバイトで決まったカリキュラム通りの指導方法に疑問を抱いていた二宮龍斗さん(当時大学1年)も「真に生徒のためになる学習支援を提供できる団体をつくりたい」と強く思い、「学習支援を行い、教育格差を是正したい」という村上さんの考えに共感。同年9月に2人で放課後学習教室『NPO法人 BORDER FREE』を多摩市に設立しました。
開設後は、高校・大学の友人に声をかけながら講師を集め、チラシを配布しながら生徒を募集。生徒1名でスタートした教室も、2024年1月現在、運営の大学生スタッフは64名、生徒数は約90名までにのぼります。そして、多摩センター教室(ココリア多摩センター5Fキャリアマムホール)と、聖蹟桜ヶ丘教室(ヴィータ・コミューネ7F 多摩ボランティアセンター)の2ヶ所に教室を置き、多摩市の子どもの居場所として活動を続けています。
質の高い教育を
〝毎月30,000円以上かかる〟といわれている塾代。『NPO法人 BORDER FREE』では、毎月2,000円から勉強を学べます。
指導するのは、塾講師などの経験が豊富な現役大学生たち。彼らが、基礎学習からテスト対策勉強、受験の攻略勉強法まで一人ひとりのペースに合わせた質の高い授業を行います。
「ここでは、不登校の子や勉強が苦手な子もたくさん来ます。将来の夢や趣味、学校のことなど、勉強以外の話もしながら〝学校の先生〟でも〝友達〟でもない親しみやすい距離感になるように心掛けています。勉強嫌いなお子さんでも信頼関係ができてくると、自然と勉強にも取り組むようになり、積極的に質問をしてきてくれるようになることも。子どもの成長が間近で見られ、嬉しくなります。どんなお子さんも大丈夫。気軽に来てくださいね」とスタッフの石井さん。
現在では、「放課後学習教室」に加え、「高校受験対策までできるクラス」「オンライン個別指導」など、取り組みは多岐にわたります。
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■NPO法人 BORDER FREE
WEBサイト https://border-free.jp/
問い合わせ border.free.tama@gmail.com
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