[SDGsコラム]
稲城を拠点に活動する、誰もがほっこりできる居場所「はらっぱの会」
明け放れた玄関ドアから「こんにちは」と靴を脱いで上がります。迎えてくれる絵本と折り紙に気分はほっこり。
ここは子育て中の家族やシニアの方が孤独にならないように、ふらりと足を運んで気軽にひと休みできる場所「はらっぱハウス」です。
明るい光が燦々と降り注ぐリビングには、〝子どもも大人もほっこりする場所 愛情をもって子育て応援! ひとりひとりが生きがいをもって活動する〟と手書きされた紙が壁に貼られています。
こちらは、「はらっぱハウス」を運営する『はらっぱの会』のモットーです。
「皆の思いを絞り出して言葉にしました」と代表の鈴木優子さん。
『はらっぱの会』は、保育園勤務時代に出会った仲間や子育て中に知り合った人たちで、2014年7月に「ボランティアサークルはらっぱ」として発足しました。
そして翌2015年、社会福祉協議会に登録し、子育て支援と高齢者が生き生きと集う場所作りの活動を続けてきました。
例えば、わらべうたベビーマッサージ絵本読み聞かせ。高齢者の集いでは、絵手紙や折り紙作り。地域の保育園行事では伝承遊びなどなど。
子どもも大人も心豊かに生き生きと楽しく過ごせるようにとの思いを込めた温かい活動ばかり。
2022年6月には稲城市向陽台の団地の一室に拠点「はらっぱハウス」を作り、NPO法人を設立。
一時保育やサロン、絵本講座や片付け講座、折り紙講座、親子コーチングなど各種講座も開催しています。
「子育て中は、ともすると〝ねばならない〟に縛られて、辛さを感じる人が多いです。いいのいいの、甘えてもいいの。大人がニコニコしているのが、子どもの笑顔を生むんです」
「気がついたときがスタートで、いくつになっても大丈夫。温かさに溢れる環境の中、声かけあいができる地域を作っていけたらいいですね」と鈴木さん。
誰もが「大丈夫、大丈夫」と見守られれば、自分を認めて心丈夫でいられます。そんな集まりがここにあります。一度、足を運んでみませんか?
詳細は、公式ホームページやインスタグラムからどうぞ。
NPO法人はらっぱの会
2014年7月、保育絵の職場で出会った人たちや子育て中に知り合った人たちが集まって「ボランティアサークルはらっぱの会」として発足。翌2015年、社会福祉協議会に登録。2022年6月NPO法人化し、稲城市向陽台の一室「はらっぱハウス」を拠点に誰もが気軽にひと休みできる居場所作りを実施中。
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