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モリテツのスペイン紀行51「怠け者の豪勢なランチ(3)」(マドリード3)

腹ごしらえはした。宿で休むにもまだ陽は高く、いくら何でも怠け心をさらすわけにはいかない。さて、とスマホを開いてみたら、マドリードは世界屈指の美術の都。芸術に無能とはいえ、無視とはいくまい。その代表格プラド美術館を訪ねてみた。

今度はプエルタ・デ・ソルから南西に〇・五㌔。サン・ヘロニモ通りを下って海の神ネプチューンズの鮮やかな噴水で名高いカスティーリョ広場を抜けると、まもなく白い六本の巨柱をバックに、セビリア出身の宮廷画家ディエゴ・ベラスケス(一五九九年~一六六〇年)の像がお出迎え。スペイン王朝全盛時のフェリペ四世の厚遇を受けて生涯百二十点の作品を残したベラスケスの四十六点が展示され、美術館の華だとか。

入場料12ユーロ。油彩画など二万点に上る作品のうち千四百点を常時展示。その数にも広さにも圧倒されて、鑑賞眼がない者こそ哀れ。その規模にただただ圧倒されて歩き疲れて、床の片隅に座りこんでぼんやりベラスケスを眺めるだけ。しょせん怠け者は、場を変えても変わりばえせぬ存在か。

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