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モリテツのスペイン紀行52「意外!マドリードの語源(1)」(マドリード4)

スペインといえば、見過ごせないのがあのドン・キホーテ。愛着を持たれているのだろう。近くのスペイン広場にも従者サンチョ・パンサを従えた銅像があった。その昔、ミゲル・デ・セルバンテス作の岩波文庫を手にしたものの、物語の長ったらしさに嫌気がさして放り投げた覚えがある。

 もっとも有名なのは、ドン・キホーテが巨人と間違えて風車に立ち向かった逸話。その風車がラ・マンチャの丘の一角にあるという。罪償いでもないが、翌朝は暇に任せて出かけてみた。マドリードの南120km。午前9時29分発の列車で2時間。無人駅のカンポ・デ・クリプターナ駅に到着。下車した乗客の目的地はみな同じ。後ろからついて歩いた。青空がくっきりと広がり、なだらかな風が運ぶ空気が心地よい。青と白をアレンジした路地の家々。徒歩20分。丘の上に白い風車群が現れた。風車は小麦粉の粉ひきが目的。16世紀にはお目見え、最盛期には40基も立ち並んでいたそうだが、今は10基。近づいてみたものの、どれがそれに該当するのか誰にもわからず。説明では、一袋20kgの小麦粉を二人がかりで上まで運び粉ひきをしたそうで、観光客向けに時折実演もするとか。

 そんなものか、とさして感動もない。ふと脇を見ると、洞窟を改造したレストランがある。『クエバ・ラ・マルティナ』。クエバは洞窟の意。16世紀の住居を利用したらしく、とりあえずここで昼食。豚バラをニンニクで味付けし、オリーブオイルやパプリカで小麦粉を練り上げて作ったペーストの一種〝ガチャス〟にセルベッサ。

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