精密義歯の作成過程(2)
保険適用の義歯と精密義歯との大きな違いは、リハビリ用義歯を作って本来の正しい噛み合わせに近い形に調整してから「本義歯」を作成する点です。リハビリ用義歯で上下の顎の位置や噛み合わせ、頬や舌の筋肉のリハビリを行うことで、顔つきも以前の歯があった頃に近づき、左右の嚙み合わせが揃った入れ歯を作ることができます。精密義歯は技工士の専門性と歯科医師の技術、そして患者さんご自身の治療への理解と協力が欠かせません。約1~3ヶ月程度、日常生活で使いながら望ましい噛み合わせに近づけていきます。全体の噛み合わせが重要なので、必ず上下セットで作成するため時間・費用が必要ですが、患者さんには精密義歯で食べたい物を自由に食べる喜びを味わって欲しいと思います。インプラント専門医の私もこの義歯の効果に驚いています。問い合わせを。
永山センター歯科
院長:長井 哲弥
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