『もしもし』長谷川豊子の生きるということ
その16「「不或」の一年に」

その16
「「不或」の一年に」
新しい年のスタート。「蛇(へび)」は皮を脱ぎ捨て新たな姿に生まれ変わることから、「巳年(みどし)」は「復活と再生」を意味するとか。
つまり、新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す年です。
さあ、皆さんはどんな一年に!と決意していますか?
おかげさまで『もしもし』は今年9月で創刊40周年。
40年といえば、「おぎゃあ」と生まれた赤ん坊が、会社でも家庭でも地域でも大活躍の大人です。
40歳、別名「不惑(ふわく)」。「惑うことがない年齢になった」。
ただし一説では、孔子の時代には「惑」の文字がなく「不或(ふわく)」と称したとも。
すると、「区切らないこと」となり意味合いが変わります。
「40歳で固定観念が無くなった」という考えかたもできるのかもしれません。
そこで、『もしもし』。いよいよ自由に飛び立つ年に。
現場スタッフからは従来の紙媒体の役割を超えて、このまちの皆さんが「もっと楽しく」「いろんな人とつながるよう」「こんなこともやれる?」そんな応援をするためにいろいろなことに挑戦したいと声が。
例えば、
「多摩ニュータウンでサーカス!」
「音声で身近なまちのあれこれが聞けたら」
「Eスポーツ大会、楽しそう」
「シニアが主体的に輝くイベント?」と、
皆さんと一緒になって考えていきたいと思索中です。
私も負けじと案をひねり出し中。
婦唱夫随で、一緒に『もしもし』を発刊し続けてきた夫も、「よーし、やれやれ~!」と応援してくれていると思います。
どうぞ、皆さま。このまちを笑顔いっぱいにしていくために何ができる?を一緒に考えていきませんか?
PROFILE
長谷川豊子(はせがわとよこ):
『有限会社もしもし』専務取締役。1985年9月、『もしもし』の前身である『奥さまもしもし新聞』を一人で発行。以来第一線で、編集者として取材・執筆・広告営業にと走り続けてきた。
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