モリテツのキューバ・南米紀行4「陽気で親切なキューバ人2」 (ハバナその4)

見るからに貧しそう-だが、人々の表情にそんな雰囲気は皆無で、どうにでもなるさ、どうにかなるよ、といった感じで、陽気で笑顔が絶えず-、こちらもつい表情が緩んでしまう。宿は旅仲間に紹介してもらった。ホテルではなく「カサ・パルティクラール」といわれる民泊。観光客向けに一般家庭の部屋を提供、政府の認可を受けている。ホテルなど目が飛び出るほど高価で最初から対象外。目抜き通りのオビスポ通り-から二本路地を離れた旧市街の一角で、旧国会議事堂-にも歩いてすぐ。
外観からは狭苦しい部屋に押し込められるのか、と思いきや、三階フロアの宿は部屋が多く、意外にゆったり。日本人旅行者が五人もいて日本人宿の趣だ。
たまたまこの夜は歓迎パーティーを催してくれるとかで、夕食も凄く豪華。鶏肉料理に野菜サラダ、白飯&ブレッドに、なぜか「立山連峰のおいしい水」ボトルまで。ビールはキューバの人民ビールと呼ばれるカシーク(Cacique)。アルコール濃度が低めでさっぱりした味だった。
- 暮らしは貧しくとも
- 陽気で笑顔が絶えないキューバ人
- オビスポ通り
- 旧国会議事堂
- 豪華な夕食