『もしもし』長谷川豊子の生きるということ
その30「夢」

その30
「夢」
▼我が家を訪問するヘルパーさんの一人が、ベトナム出身のTさん、26歳。10代後半で就労のために来日。明るい女性で、ヘルパーの勉強を重ねながらも将来は起業したいと夢を持ち、真面目にこつこつと日々を過ごしています。結婚相手も決まっているようで、「結婚して、起業して、子どもを産んで」と、自身の夢を実現するために足場を固め、一歩ずつ前に進んでいます。
▼今、周りを見ると、外国から来日し仕事をしている方が多くいらっしゃる。言葉も文化も違う異国で、学びながら技術を身につけて働き、日々を送る。慣れない国での仕事、そして、生活は苦労も多いと思いますが、私の周りの方々は笑顔を忘れず前向きです。自分の夢を叶えるために頑張っています。
▼そんな皆さんの姿に、夜間高校に通っていた頃の自分を思い出しました。昼は小さな出版社で働き、夜は学校で勉強。のんびり過ごす時間はなかなか取れませんでしたし、贅沢もできなかった。でも、自分の生きる方向性を求めて一生懸命頑張っていたので、辛いと感じたことはなかったなあ。夢や希望があると、人は強くあれるのですね。
▼日本資本主義の父と呼ばれ、新一万円札の肖像でもある渋沢栄一は言います。~夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。
▼今、あなたに夢はありますか? 何歳でも、いつでも、今、これからがスタートですね。
PROFILE
長谷川豊子(はせがわとよこ):
『有限会社もしもし』専務取締役。
1985年9月、『もしもし』の前身である『奥さまもしもし新聞』を一人で発行。
以来第一線で、編集者として取材・執筆・広告営業にと走り続けてきた。

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