モリテツのキューバ・ 南米紀行17「望郷の人②」 (ハバナその17)

革命博物館前の大通りをエントランダ運河方面に歩いてゆくと、巨大な騎馬像が見えてきた。
「あれは、マキシム・ゴメス像っていうのです。キューバ独立戦争の英雄として人気があるんですが、元はと言えばドミニカ人で」と卓司氏。この国はゲバラといい他国人が歴史上のキーワードか。ドミニカからキューバに亡命、スペインとの第1次、1次独立戦争で活躍、独立後は、大統領にとの声も上がるほどだったが、そんな要職を固辞、一市民として暮らしたという。庶民に人気が出るのももっともなことだ。
騎馬像は、12本の白い大理石の支柱の上に、翼を持った勝利の女神の一郡に支えられように立っている。そこから北西へ300メートルほどの海沿いには、プンタ要塞がある。運河沿いにプエルト通りを進む。
なんと腰に刀を差し、羽織、はかまを羽織ったちょんまげ姿の侍が立っている。青空の下、バックのヤシの木と奇妙なコントラスト。
支倉常長の像である。といっても高校の歴史のテストに出た記憶ぐらいで、名前以外、人物像も業績もまったく知らない。
徳川家康とスペイン副王領との交流をきっかけに始まった流れの中、江戸初期の1613年、仙台藩主伊達正宗は欧州との交易を求めて180人からなる「慶長遣欧使節団」を結成。スペイン・フランシスコ会宣教師ルイス・ソテロを正使とし、常長は副使に充てた。
- マキシム・ゴメス像
- プンタ要塞
- プエルト通り
- 支倉常長像
- 支倉常長
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