多磨高等予備校
小村洋の「2021 推薦合格対談❶」
昭和薬科大学(薬学部)に推薦合格の純くん(稲城六中→聖徳学園高)とお父様、代表・小村洋、推薦対策・倉田槇一
偏差値40台から、
倉田推薦対策で昭和薬科大に推薦合格!
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小村「おはようございます。今日は、昭和薬科大学薬学部にこの春合格・進学する、上の名前は割愛して、純くんとお父様においでいただきました。今日はどうもありがとうございます」
純くん・お父様「ありがとうございます」
小村「純くんは稲城六中から武蔵境の聖徳学園高校を経て、この春、昭和薬科大に進む生徒さんです。倉田がその指導の一翼を担いました。なので、倉田の方から、純くんの指導の思いを聞きたいなと思います。倉田さん、純くんはどんな生徒さんでしたか?」
倉田「私が指導させていただいたのは、小論文と面接です。面接に関しては、よくある〝お辞儀の仕方〟であるとか、〝声の出し方〟であるとか、そういうテクニカル的なことではなく、どれだけ自分の人間性を前面に出すかというのが大事です。そういう意味で、純くんはとても素直な、人好きのする性格でしたので、自分らしさを出してもらえればいいかなということで、僕は接するようにしました。もちろん話し慣れてなかったりしましたが、何回かやっているうちにコツも掴んで、面接は大丈夫かなと思いました」
小村「純くんらしさを出す指導ですね。志望理由書についても、指導してくれたと思うんですけども」
倉田「そうですね。推薦の指定校の場合、校内選考でほぼ決まるんですけども。なので、評定平均とか普段どれだけ勉強しているかとかが一番大事だとは思うんです。そうはいっても、志望理由が固まってないと学内選考で選ばれません。そこが一番大事なところで、志望理由書がきちんと書ければ、面接対策も半分以上できたようなものです。そこをできるだけ、他の人と差別化できるような志望理由書を目指しました」
小村「その通りに彼は書いてましたか?」
倉田「はい。将来自分がどうなりたいのかという、本来であれば、大学を卒業するときに考えるようなことを、この時点で考えなきゃいけないということ。一般入試では考える必要はないことですが、将来、就職活動をするときにも、卒業して社会人になったときにも絶対役に立つので、先取りしたという、試験のためにやるんだってことではなくて、本当に将来のためにやっていくという、そういう気持ちで、接していきました。で、ちゃんと応えてくれたので、その結果、合格したのかなと思います」
小村「なるほど。お父様、今、志望理由書は自分らしさを、あるいは将来を見据えて書いていくんだと指導させてもらったと言ったのですが。お家では、志望理由書とか大学の選択とか、そんな話はなさいました?」
父「もともと、薬学部志望で、自分の考え方をまとめるというところがなかなか・・。我々社会人ですとまとまるんですけど、高校3年生では難しい。今、倉田先生からもおっしゃっていただいたように、大学を飛ばして先を見据えたことを、ビジョンとしてまとめなきゃいけない。それは、モヤっとしたものはあるんですけど、それを自分の言葉で構成して書くっていうのは非常にテクニカルなところとか、考え方の構成力とかがないとできないので。そこを非常に引き出していただいたので、志望理由書も自分の考え方をまとめていただくということをやっていただいたので、親から見ても非常にまとまってきちんとしたものができてるなと感じました。非常に感謝しております」
小村「ありがとうございます。純くんの書かれた志望理由書、読まれましたか?」
父「はい。読みました」
小村「お父さんは、『ここはこうした方がいいよ』とかおっしゃいました?」
父「いや、あまり。もともと、ご指導していただいていて、短いスペースで書かなきゃいけないポイントがしっかり入っていたので、親としては言葉尻のですますとかを指摘するくらい。そんなレベルでした。コンテンツについては出来上がっているなと思いました。非常に助かりました」
小村「なるほど、中身については細かく言わないで、文法的なところをご覧になっただけなんですね」
父「そうですね」
小村「わかりました。では、勉強の方もいい加減な成績だと推薦合格絶対できないので、学力もついてきたと思うんです。と言いますのも、合格体験記に『模試の結果は全て偏差値40台で、勉強はとても嫌いでした』と書いてある。高2の終わりに本校に入校してくれたんだね。そのきっかけとか入った後の勉強とかそのあたりを教えてください」
純「最初の頃は、薬学で一番使う化学等も本当にできなかったんですけど、水島先生のお陰で、化学の問題を解く上で重要な現象を、自分で問題を見てまとめていくことができるようになったので、化学を解く力がついて、すごい自信につながったというのがあります」
小村「何人か聞くんですよ。自然現象を文字で説明するんですかね」
純「はい」
小村「化学の評判もいいんですよ、水島。化学の力がついたんですね。数学は?」
純「高橋先生に、『こういう解き方もあるけど、こういう解き方もあるよ』というように、一つの問題の中でいろんな道筋を立てて数学は解くんだ、問題のセオリー通りじゃなくても解けるんだということを教えてもらって、そこから数学が、萎縮しないで楽に解けるようになったと思います」
小村「なるほど。高橋数学で問題を解くセオリーが身についたんですね。そうやって勉強を本校でやっていったんだけど。お父さん、そんな純くんを見てどんなお気持ち、どんなお言葉をご家庭で交わされました?」
父「特に去年はコロナ下ということで非常に流動的な状況で、学校が休校になったり。そういう状況下においていち早く『多磨ヨビ』はオンライン授業を開始。学校ができないところを、学校の代わりに『多磨ヨビ』がペースメーカーになってくださって、家庭学習でもメリハリをつくことができました。で、一回解除した後には直接通わせていただいて、先生方が非常に親身に、寄り添ってやっていただきました。それに基づいて、学習が安定してきて、伸びてきてるってのが非常にわかりましたので、非常に感謝しております。ありがとうございました」
小村「ありがとうございます。では最後に、『こんな思い出がある』あるいは、『こんなことをしたらいいよ』というのを、後輩のために語ってもらってもいいですか? 自分自身の思いでもいいですし、何か一言」
純「受験はすごい長いものなので、最終的にはカリカリ勉強しないといけないんですけど。その中で、息継ぎしないと疲れて、どんどん落ちていくので、長い目で見て、受験を頑張ってください」
小村「ありがとうございます。お父様も最後に一言」
父「非常に流動的な状況の中で、『多磨ヨビ』を基点にして、非常に応援していただいたと親から見て思っています。このような一年間をやっていただいことを糧に、これから薬剤師、国家試験がありますので、ベースができたということで非常に助かりました。ありがとうございました」
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