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多磨高等予備校

小村洋の「2021 現役合格対談❺」

東京外国語大学(言語文化学部)河野朱夏さん(多摩第三小学校→南多摩中等教育学校)と代表・小村洋

共通テストでD判定。そこで火がついて、東京外国語大学に合格!

対談動画は、https://tama-yobi.comでご覧に!

小村「おはようございます。今日は2021春に、東京外国語大学言語文化学部に合格した河野朱夏さんにお越しいただきました。今日はありがとうございます。よろしくお願いいたします」
河野「よろしくお願いいたします」
小村「河野さんは、多摩第三小学校、南多摩中等教育学校を経て、現役で東京外国語大学 言語文化学部に合格進学されます。ICUも受かったんだよね。大したもんだ。よくできる生徒さんということと、高校3年生の二学期という時期遅く入校された生徒さんということで、思い出に残る生徒さんでした。今日はその合格に至る道筋を話してほしいなと思ってお呼びしました。今日はどうもありがとうね。さて、河野さんは3年生の2学期に本校を選ぶまで予備校は行っていなかったんだね」
河野「はい。行っていませんでした」
小村「勉強は自分でしていたのですか?」
河野「はい」
小村「そう。よくできた生徒さんだったけど。でも古文は本校で伸びたよね?」
河野「はい。だいぶ伸びました」
小村「ありがとうございます。私の授業を受けてくれたので、その思い出を話してもらおうかな。体験授業を受けてくれたよね。けっこう基礎的なところから授業しましたが、その思い出から話してくれたら嬉しいです」
河野「私は『多磨ヨビ』に入った時、古文は中学生がやるような基礎もあんまりわかっていない状態でした。そんな中、小村先生には本当に基礎の基礎から教えていただいで、ここに入る前は共通テスト形式の問題が1割も取れなかったのが、本番では目標であった8割近く取れました」
小村「本当! それはよかったね~。短い期間でよく伸ばしてくれて嬉しいよ。他はどの授業を取ったの?」
河野「通常授業は、小村先生の古文と池田先生の世界史を取っていました」
小村「英語は自信があったわけだ。」
河野「そうですね」
小村「昔の生徒もそうだった。藤山くんという生徒がいて、社会と国語を本校で受講してくれました。世界史の池田先生の授業は良かったでしょう」
河野「すごく良かったです。学校では教えてくれない歴史の流れや、先生が現地に行った実体験を交えてお話ししてくださったので、学校の授業とは全く別物の面白さがありました。」
小村「地図を用意してくれたり、年表を配ってくれたり、熱心だよね、あの先生は。『原因があって結果があるんだ。必ずつながってるんだ歴史は』ってことを教えてくれるから印象に残るよね。テストはあった?」
河野「最後の方に演習がありました」
小村「成績はどうでした?」
河野「私は元々本当に世界史ができなくて、学校の成績もかなり悪かったんですが、池田先生の授業を受けて、今まで『世界史は暗記科目だ』と思っていたのが、そうじゃないんだということに気が付いて、勉強の効率がすごく上がりました」
小村「模試の結果はどうでしたか?」
河野「模試の結果も、元が本当に悪かったのでアレなんですけど。先生の授業を取ってから模試の結果も上がりました」
小村「短い時間で、力が付いてきたんだね。入試の前日、当日などの思い出はありますか?」
河野「共通テストであまりうまくいかなかった部分がありました。共通テストのデータリサーチの結果が東京外国語大学は【D判定】だったんですね。それで、二次試験は英語と世界史で、配点も得意の英語の方がかなり大きかったので、内心『いけるかな』と思っていたんですが、やっぱりD判定っていうところが不安でした。その時に、共通テストのD判定が出た直後に、水島先生に面談をしていただいて、二次試験でどのくらい点数を取ったらいいかという具体的な数値を一緒に考えてくださったり、やっぱり志望校は落とさずにこのままで行こうと相談をさせていただいて、そいう意味では背中を押していただきました」
小村「親身な指導は水島だったの?」
河野「親身な指導はやってなくて。普通に相談させていただいたって感じです」
小村「水島先生、一生懸命応えてくれるでしょう?」
河野「はい」
小村「それは、受かってうれしかったね。発表の当日は嬉しくて飛び上がったでしょう?」
河野「はい(笑)」
小村「ICUに受かっていたからね、浪人ということはなかったけれどね。ICUも難しい学校ですからね。試験の当日の出来、発表までのことをもう少し教えてくれるかな?」
河野「私、本当にピンチにならないと力を出さない性格で。『共通テストはまだ二次試験があるという気持ちで挑んでしまったので、ちょっと失敗してしまったのかな』と思っていて。リサーチの結果が出て、そこからやっと本格的に火がついて。なので、共通テストが終わってから二次試験まではかなり勉強しました」
小村「それが成果として出たという実感はある?」
河野「はい。二次試験の当日は、自分の志望校での受験となるのでかなり楽しみでした。キャンパスに入って受験できることがすごく楽しかったし、『春から絶対ここに行ってやろう』という気持ちでいたので、あまり緊張はしなかったです」
小村「憧れというか夢というか『ここでやれるんだなあ』という気持ちで、わくわくしながら受験ができたんだね。それも勝因のひとつかもね。発表の日はどうでしたか?」
河野「発表の日は、発表が10時からだったんですけど、2時間くらい前からずっと何も手がつかない状態で、ずっとソワソワしていました。親と一緒に発表を見て、自分の番号があった時は一番嬉しかったです」
小村「お母さんは何て言っていた?」
河野「『よくがんばったね』って」
小村「そうかあ。それは嬉しかった! 体験記にも『共通テストの結果に左右されないことが一番大事だ』って書いてくれたね。『第一志望の国公立はD判定でしたが、二次試験で逆転できました』と。じゃ、最後にこれは言っておきたいということを教えてください」
河野「私の場合は、今年国立がダメだったら、私立も受かってるところがあったんですけど、浪人しようと思っていたので」
小村「ICUは受かってたけど、『行かないで浪人しよう』と思ってたんだ」
河野「はい。なので、そこまでこだわれる大学を目指すことが一番大切なのかなと思いました。」
小村「そうだよね、行きたい大学に行きたいもんね。大学との結婚だもんね。今日は喜びいっぱいで来てくれて、こちらも嬉しいです。今日はありがとうございました」
河野「ありがとうございました」

本対談動画は『多磨高等予備校』のホームページで!

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