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多磨高等予備校

小村洋の「2021 合格対談17」

東京学芸大(教育)早川聡一郎くん(諏訪中→都立町田高)と代表・小村洋

「中だるみをいかに乗り切るか」が、合格のコツ
国立の後期試験で念願の学芸大に合格できた!

対談動画は、https://tama-yobi.comでご覧に!

小村「2021年3月20日、東京学芸大学に国立の後期試験で合格した早川聡一郎君に来ていただきました。ありがとうございます。
早川くんは東京都多摩市の諏訪中学校を出て、町田高校を卒業して、本校で一年浪人生活を送り、東京学芸大学の教育学部A類数学選修学科に合格進学の生徒さんです。国立前期ではなく、後期試験で合格した生徒さんなんです。後期試験っていうのは非常に合格者が少なくて、本校でも後期試験で合格進学する生徒は少ないんです。昨日の2時まで結果がどうだろう、どこへ行っても勉強することは同じなんだけど、気になってた。そしたらやった合格ということで、今日来てくれた生徒さんなんです。早川くん、改めて、おめでとうございます」
早川「ありがとうございます」
小村「普通は時系列で話を聞いていくんですけど、昨日のことを思い出して、朝からどんなことがあったか、どんな気持ちでいたか、ご両親やお友達はどんな風に言われたか。離してもらえますか?」
早川「昨日は、合格発表が午後2時だったんですけど。9時からスタンバッてサイトを見てて、2時からですって書かれていたので、5時間ぐらいそわそわして過ごして。合格発表の時に自分の番号があったので、一年間やってきて良かったなとホッとした気持ちの方が強かったです」
小村「9時から2時まで5時間そわそわしてたんだね。2時というのは9時の時点でサイトを見てわかったの?」
早川「そうです」
小村「ご両親は一緒におられたの?」
早川「いました。『良かったね』みたいな感じで喜んでくれました」
小村「昨日は日曜日だったからね、お父さんお母さんも一緒におられたでしょう。ご兄弟も一緒におられた?」
早川「はい、いました」
小村「お昼ご飯は何時ぐらいに食べたの?」
早川「12時くらに食べました」
小村「ちゃんと食べられたですか?」
早川「それはまあ、普通に。食欲は変わらないんで」
小村「ま、もちろんね、早川くんは優秀な生徒さんで、東京理科大学、青山学院大学、日本大学、法政大学と立派な大学に合格してて、それはそれで一つの人生だし。迷いもしたんじゃないかな? 学芸大と理科大とどっちに行こうかなと」
早川「そこはあんまり迷わなかったです。国立前期試験をどこを受けようかとかは結構迷いました」
小村「迷ったね。でも、理科大に受かってるから、それ以外のMARCHにも受かってるから、もう一年浪人っていう選択肢はなく、ある程度落ちついて国立後期発表を待つことができたわけですね」
早川「はい」
小村「わかりました。これが一番記憶に新しいこと。では、最初から行きましょうか。本校に入学したのは?」
早川「高3で、現役で、学芸大に落ちまして。浪人してどこにするかを決める時に、いろいろある中で、やっぱり近いところが良かったので。家から一番近くて、『体験授業に行ってみよう』というので、受けました」
小村「浪人の春に、本校の体験授業を受けてくれた?」
早川「はいそうです」
小村「まさに今の時期ですね。では、誰の体験授業を受けましたか? 印象的な体験授業はありますか?」
早川「僕が受けたのは、水島先生と甲田先生、氷嶋先生の授業です。どの先生方も本当にすごくて。『ここで一年間学べるんだ』と思って心が踊ったというか嬉しかったです」
小村「水島数学と甲田英語、氷嶋英語を受けたわけだね。みんな良かったんだね。ありがとうございます。現役の時の予備校はどこか通いましたか?」
早川「高校が町田だったので、町田の河合塾に行きました」
小村「良かったでしょう」
早川「はい、良かったです」
小村「だけど、現役の時に受かった大学は?」
早川「日本大学に受かったんですけど。東京学芸大学に行きたかった気持ちが強かったので、『浪人させてほしい』と親に言って、浪人させてもらいました」
小村「ということは将来は先生になるってことかな?」
早川「そうですね、先生か教育に携わる仕事をしたいなと思っています」
小村「しっかりしてる。自分の思いがね。じゃ、最後の国立後期でかなったわけだね」
早川「はい」
小村「本当におめでとうございます。現役の時は河合塾、浪人で本校で体験授業を受けて、選んでくれて。本校に入学して、いろんな授業を受けるとか自習室を使うとか、質問をするとか、『親身な指導』を受けるとかそれらの思い出を語ってもらえるかな」
早川「授業は、たくさん受けたんですけど、どれも本当にいい授業で。授業だけで完結せずに、予習復習をしっかりして、初めて完成するという形で、それもしっかりやって、だいぶ力がついたかなと思っています。氷嶋先生の英語はリスニングの授業を受けたんですけど。共通テストのリスニングも聞き方がわからないと言うか、やり方がわかってないのに無理やり聞いてやってたので、やっぱりそこの最初から教えてもらったんで。リスニングに対する見方が変わったと言うか解きやすくなりました」
小村「本校もリスニングに力を入れてますから。大学入学共通テストで半分の比重を占めますから、聞き方は大事ですよね。あとは水島数学ですか?」
早川「水島先生は、数学と、物理と化学も見てもらったんです。水島先生も、他の先生もそうですけど、教室がそんなに大きくなくて、生徒の顔がみんな見えるということで」
小村「生徒は何人くらいいましたか?」
早川「教室によって違うんですけど。一番埋まる教室が、15人前後で、生徒一人一人のことを見てくれているので、『この生徒にはこの方法でやってあげよう』とか調整してもらえて。自分がやりやすい風にやってくれて、『自分に合ってたな』と思います」
小村「理科は、もっと少なかったでしょう」
早川「理科も10人くらいいたんですけど。やっぱり進んでる分野と進んでない分野が個人個人で違うから、『生徒の顔色を見ながら指導してくれるのは、とてもありがたいな』と思っています。
小村「河合塾の時はもっといたでしょう」
早川「そうですね、もっといました」
小村「今のような授業はできないですよね」
早川「まあ、そうですね」
小村「私も大きな予備校でやってたからよくわかります。では、授業を受けました。入試が近づいた。冬になって、願書を出して。その頃の思いとか、自習室の使い方とか、どうでしょう」
早川「冬は、そこまで考える余裕がないというか、『ただひたすら勉強しなきゃな』という感じで、変わらず自習室を使ってました」
小村「親身な指導も受けたでしょう。担当は誰でした?」
早川「水島先生にやってもらって、『親身な指導』では、『一週間の勉強を何しようか』とか聞いてくれて、『こう言うのはどう?』とか提案してくれたりして」
小村「先生の方から具体的な提案をしてくれて、計画について、アドバイスをしてくれたわけだね」
早川「たまに小テストもしてくれて。あと、入試直前とかはすごくやってもらって。どこの出願校にするかとか」
小村「進路ですね」
早川「共通テストによって、どこに出願するかってのも大きく変わってくるので。実は共通テストで失敗して、前期も挑戦するのかしないのかってのも悩んでたんですけど」
小村「前期は北大を受けたのかな」
早川「はい、受けました。それも、浪人しようってなった時に、安直ですけど、志望校を上げようと、上げて勉強して。自分では二次試験に対応できる実力は十分についたと思うんですけど。やっぱり共通テストで失敗してしまって、初志貫徹で行くかってのを迷ったんです」
小村「初志貫徹と言うと学芸大ってこと?」
早川「違います。北大を。で、迷っていて、そこで先生に言われたのが、『やって後悔するかやらないで後悔するか』というところで。水島先生は『やらないで後悔してきた人間だった』と。やっぱり僕が考える番なんですけど。『僕はやって後悔しよう』と出願して、受けました」
小村「でも、良かったでしょ」
早川「良かったです」
小村「人間、死ぬときに後悔することって、やりたかったことをやらなかったことなんですって。結果がうまけりゃそれはそれでいい。そうでなくても挑戦したってことが残るから、それはとっても良かった思う。で、浪人しようと思ったのは学芸大に行こうと思ったんだからね。じゃ、最後にこんなことをやって良かった、後輩にアドバイス、あるいは自分の思い、反省、夢を語ってもらえますか」
早川「そんなに偉そうなことは言えないんですけど。やっぱり受験生って大変なんですよ。精神的にも17、18歳で一人で抱え込むのもきついので先生に相談して。あとは勉強も、特に浪人生は中だるみみたいなのもやっぱり起きるんですよ。最初は落ちたからやる気があるんですけど、夏とか秋くらいでやっぱりくるんですよね、中だるみが。そこをどう乗り切るかってところは個人個人違うと思うので、乗り切ってもらって、勉強時間を確保してほしいと思います」
小村「夏は受験の天王山。その頃に中だるみがくるので、そこをがっちり押さえようということですね。『中だるみをいかに乗り切るか』これが受験の重要なコツの一つだということですね。わかります。授業を担当していた水島が親身な指導をしてくれて、自分も中だるみを乗り切って、現役のときに受かった大学はあったけど、志望の大学に受かって良かったということでした。今日はどうもありがとうございました」

本対談動画は『多磨高等予備校』のホームページで!

校名

多磨高等予備校

住所

多摩市愛宕4-17-11-2F(GoogleMapで開く

電話番号

フリーダイヤル0120-964-873

電話受付

365日無休・9:00〜22:00

駐車場

有り(要予約)

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