多磨高等予備校
小村洋の「2022 合格対談8」
帯広畜産大(畜産)松澤悠君(鶴牧中→成瀬高)と代表・小村、推薦対策・倉田
一般受験対策に集中した結果、公募で合格!
氷嶋英語・長島現代文で苦手克服
対談動画は、https://tama-yobi.comでご覧に!
小村:今日は、2022年4月、帯広畜産大学畜産科学課程コースに合格・進学の松澤悠君に来ていただきました。松澤君、今日はどうもありがとうございます。
松澤:よろしくお願いします。
小村:よろしくお願いします。松澤君は、多摩市立鶴牧中学校、それから都立成瀬高校を経て、現役で帯広畜産大学に合格・進学した生徒さんです。
松澤:はい。
小村:国立大学の合格者ということで、とても嬉しく思っています。本日は推薦担当の本校の倉田が松澤君にいろんなことを聞くと思うので、よろしくお願いします。
松澤:はい、お願いします。
倉田:二人がかりでせめているみたいですけど(笑)。松澤君は推薦で合格したということなんですけど、これは学校推薦型選抜?
松澤:いえ、公募制の推薦です。
倉田:あ、公募推薦だったんですね。
松澤:はい。
倉田:それ、決めたのっていつ頃ですか? 推薦でいこうって。
松澤:僕は結構遅くて。高3の夏に「公募推薦があるんだな」ということで、その受けられる基準を見たら、「僕が受けられるんだ!」と思って。そこから受けようって決めました。
倉田:なるほど。公募推薦って結構そういう人が多いんですよね。指定校推薦で受ける方っていうのはもう本当に1年の時から頑張って。
松澤:そうですね。
倉田:まぁ、高3の1学期までの成績で決まっちゃうので、そういう人が多いんですけど。公募ってね、本当、実は穴場なんですけど、気づいていない人が多くて。
松澤:そうですね。僕もその一人だったので。
倉田:なので、本当に自分が行きたい大学に関しては、あらゆる手段を通して、〝行ける方法を探した方がいいかな〟と思います。それで、公募推薦受験を決めてからなんですけど。よく言われるのが、一般入試の対策との両立が非常に難しいということなんですけれども。そのへんはどうでしたか?
松澤:僕は7月ぐらいに〝公募推薦を受けられるんだ〟ということで決めたんですけども。夏はもう一般に全振りして勉強をしていたんですけど、9月ぐらいからちょこちょこ公募推薦の対策をし始めて。11月に試験があったんですけど、11月は本当に一般の試験はあまりできずに、「公募推薦のためだけに」っていう感じでやっていましたね。
倉田:近づいたら実際そうなると思います。ただ、一般入試に向けてした勉強が、公募推薦に役に立たなかったかというと、そうじゃないですよね。役に立っていますよね。
松澤:そうですね。それこそ、一般入試のための勉強をそれまでしていたから自信がついていたので。〝公募推薦の方に勉強全振りできる〟みたいな気持ちになれたので。
倉田:その辺は、〝公募推薦を考えている後輩の方にはぜひ参考にしてもらいたいな〟と思いますね。で、ちょっと話がさかのぼるんですけど、『多磨ヨビ』に入ってこられたのって、高校2年生の夏ぐらいですか?
松澤:高2の夏に、夏期講習っていうものを初めて受けて。本格的にというか、いっぱい講座を取り出したのは冬ぐらいなんですけど。最初は英語だけ、っていう感じで受けていました。
倉田:最初、『多磨ヨビ』に決めたきっかけっていうのは何でしょう?
松澤:夏期講習は、〝最初はあんまり自分に合わないなー〟って、思って。〝『多磨ヨビ』をやめよう〟と思っていたんですけど。〝まあ、でも違う先生にとりあえず変えてみようか〟となって。氷嶋先生の英語を取ったら、〝すごい自分に合うな〟と思って。〝もうこの塾に入ろう〟って決めました。
倉田:こで見切りをつけて、よそに行ってしまわなくて(笑)、ありがとうございます。
松澤:そうですね。自分も〝ここで良かったな〟って、本当に思っているので。
倉田:なるほど、最終的に選んでいただいて、氷嶋の英語を受けて。どうでしたか? 自分的に、ここが良かったっていうところは?
松澤:本当に僕、英語が苦手で。勉強してないぐらいだったんですけども。氷嶋先生の英語を受けて、勉強の仕方がわかるというか。本当に、楽しくなってきちゃって、英語が。氷嶋先生のおかげで、英語を捨てる気持ちでいたのが、得点源まではいかないですけども、〝まぁ自信が持てる〟ぐらいには勉強できるようになったので、本当に良かったです。
倉田:英語って、入試においてはどういう入試方法を取るにしても、キーになる科目ですからね。そこに自信ができてくると、他の科目にも波及すると思うんですけど。英語以外にはどうですか? 頑張った科目とか。
松澤:僕、現代文も苦手だったんですけど。春とか夏に、講習があるじゃないですか。それで長島先生の現代文を春期講習とかだけ取っていたんです。講習だけでもすごくわかりやすくて。共通テストでは高得点が取れたので、本当に感謝しています。
倉田:じゃあ通常授業ではなくて、講習だけ受けられたということですね。
松澤:そうですね。でも、すごくいい授業だったので。自分のためにとてもなったので。
倉田:それは受けっぱなしじゃなくて、自分でちゃんと勉強したから身についたんだと思うんですけど。要はその勉強の仕方っていうところがね。現代文は特に、それをわかってない人が多いので。自己流でやってしまったら、力はつかないですから。
松澤:そうですね。なので、〝やっぱり少しはちゃんと先生に聞いた方がいいかな〟と。
倉田:そうしたら、まぁかなりお役に立てたという?
松澤:そうですね。
倉田:あと、授業以外の面で、なにか『多磨ヨビ』に通ってみて良かったっていうところはありますか?
松澤:はい。僕は「親身な学習コーチング」を受けていたんですけど、2週間おきとかにあって。僕は英語が苦手だったんですけど、そこでは単語テストを毎回やってくれたり、その「親身な学習コーチング」以外でも単語の日を作って、そこで単語テストをやってもらえる感じで。自分の苦手なところを、とことん特訓してくれる感じで、すごく心の面でも安定して良かったと思います。
倉田:特に記憶に残っている授業とか、先生がいれば、メッセージをもらいたいんですけど。
松澤:僕は本当に氷嶋先生の英語が好きで。その人によるんですけど、結構きついことを言うんですけど、それが僕は結構好きで。授業をすごく楽しませようとしてくれる面もあったり、本気にさせようとしてくれる面もあって。僕は本当にきついこと言われても、「あぁ、自分のことを思って言ってくれてるんだな」って思って。すごく〝頑張ろう〟っていう氷嶋先生の思いが伝わってきたので、本当に。
倉田:どんなメッセージでも、受け取る側にそれを受け取る度量がなかったら届かないんですけど。そういう意味で、松澤君はちゃんとそれを受ける気持ちがあったからだと思います。氷嶋先生ね、クールなんですけど。まぁ、一見クールでね。そっけなくて冷たそうなんだけど、実はすごく熱いっていうところがあるので。
松澤:すごく想ってくれているのかなって。
倉田:そこを感じ取ることができたっていうのが、お互いにとって一番良かったと思います。なにか小村先生ありますか?
小村:そうですね。やっぱりこの動画を見てくれている人っていうのは、推薦と一般の関係で結構悩むというところがあるのかなと。今の話とかぶっちゃうかもしれませんけど。まぁ、高2の夏に松澤君が来てくれた時っていうのは、一般のことしか考えてなかったですか?
松澤:そうですね。先ほど言った通り、僕は高3の夏に「あぁ、受けられるんだ!」っていうふうになったので、それまではずっと一般一本で行こうと思っていたので。
小村:そうすると、両方を考えている生徒、あるいは夏から推薦を考えるようになった生徒に「こんなことしたらいいよ」っていうアドバイスがあると、見ている人に役に立つと思うんだ。それを教えてもらえないですかね。
松澤:一般と推薦を受けるのを両立するにあたっては、やっぱり一般の勉強を先にやっておくだけ本当に楽になると思うし、公募推薦はあくまでも 絶対受かるわけではないので。やっぱり、推薦と一般で悩んでいる人は、最初に一般の勉強に集中したほうがいいと思います、僕は。
小村:そうだと思います。倉田先生、そうですよね。
倉田:まぁ、松澤君の場合は、見事合格したわけですけど、それでもちょっと心残りとかね、こここうすれば良かったみたいなところがあると思うんですけれど。しくじり先生じゃないですけれど、しくじっていないけど、それでもここをこうした方が良かったみたいな、あの時こうしておけばっていうことが何かあったら、後輩の役に立つと思うんですけど。
松澤:そうですね。やっぱり僕は結構推薦を決めるのが遅かったので、もうちょっと早めに決めておいて、長期期間で推薦の対策をしたほうが良いのかなとは思います。
倉田:そうですね。特に公募に関してはそうで、意外と受けない人が多いんですね。一つは条件が結構厳しいので。公募を受けられるくらいだったら指定校に受かるよ、みたいな。
松澤:それは全然あるので…、はい。
倉田:ただ指定校って、指定されていない学校がありますからね。なので、条件さえクリアしていれば、一般入試を受ける人も、公募推薦は受けた方がいいと僕は思うんですよね。
松澤:それは、私も思います。
倉田:見かけ上の倍率も低くなりますしね。まぁ、実際低いわけじゃないけど。受けられるんだったら受けた方がいいと。
松澤:全然得だと思います。
倉田:受かってから、どうですか? 結構そのあと時間が空いちゃうんですけど。
松澤:僕は、共通テストは受けるってもう決まっていたので。ちょっと勉強は少なくなってしまったんですが、共通テストの勉強もしていました、最後まで。
倉田:わかりました。
小村:松澤君を見ていて思うんだけど、笑顔がいい!
松澤:ありがとうございます(笑)
小村:いや、本当に。話していて、なんというかこう明るいっていうか、朗らかな気持ちになれるんです。で、たぶんその笑顔と前向きな姿だと思うんだ、その辺が受験に良かったと思うんだけど。心の持ちようか何かで、松澤君が思っていることを後輩にアドバイスしてほしいな。「プラス思考がいいよ」とかなにか。
松澤:なんだろう? 定期テストの勉強で〝内申取ろう〟っていう人がいると思うんですけど、僕は全然そんなこと思っていなくて。〝取れたらいいな精神〟でずっと勉強していたので、全然ストレスもなくて。〝指定校取りたい〟って思っている人もいると思うんですけど、最初は〝まあ取れたらいいな〟ぐらいの精神で勉強していた方が楽だと思います。
倉田:長期間ですからね。
松澤:そうですね。あまり重く感じずに、受けた方がいいと思います。
小村:面接もあったでしょう?
松澤:はい、ありました。
小村:それね、きっと印象が良かったと思うよ。やっぱり感じますもんね。〝あぁ、この子感じいいな、育ちいいんだろうな〟っていうふうに思いますね。ご家族も仲いいでしょう?
松澤:(笑いながら)すごく仲がいいですね。
小村:だと思う。まぁ、いつも言うんですけ度『幸せ五則』って。『多磨ヨビ』の理念というか、思いです。(1)合格による生徒の幸せイコール本当に(2)ご家族の幸せです、そのために私たちやっていますから。(3)講師・教職員の幸せ。そしてまた松澤君のような、和やかな雰囲気を私たち目指しています。松澤君がこうやって合格してくれることで、生徒も安心して来てくれますからね。講師・教職員の家族が食べていかれる。これが(4)講師・教職員の家族の幸せ。こうした小さな幸せの集合体が(5)社会の幸せだと、つくづく思っています。本校の良かったところ、その他に何かある? これを言っておきたいってことを話してもらって、一応区切りでいいですかね。じゃあ最後に話しておきたいこと、自習室、親身な学習コーチング、授業、その他、何かあったら話してもらって、区切りにしたいと思います。
松澤:はい。「親身な学習コーチング」は、自分のことを中心に考えてくれて、すごく役に立ったんですけど。授業の先生でも質問にいったらすぐ答えてくれて、すごく理解が深まり、また授業中に小テストなどをほとんどの先生がやってくれるので、予習は欠かさず復習もちゃんとやっていったので、すごく伸びにつながりました。
小村:そうですか、わかりました。言い残しはないかな?
松澤:はい。
小村:はい、じゃあ松澤君、今日は本当にありがとうございました。
松澤:ありがとうございました。
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