1. HOME
  2. 「酸蝕歯」をご存知ですか?

「酸蝕歯」をご存知ですか?

近年、歯周病、むし歯に次ぐ「第3の歯科疾患」として問題になっている「酸蝕歯(さんしょくし)」をご存知ですか? 虫歯菌が糖を餌に酸を出し歯を溶かすのは有名ですが、〝虫歯ではないのに歯が溶ける〟それが酸蝕歯です。初期症状は、歯の先が透ける、歯が黄色く見える、歯の角がなく丸い、歯がしみる等です。
歯が溶ける原因は、生活習慣によって口内環境が酸性に傾いてしまうことで、歯の表面のエナメル質は、pHが大人は5.5以下、子どもは6.2以下で溶けやすくなります。そのため、「歯が酸に長時間さらされている」方は特に要注意です。例えば、健康のために酢を飲む、レモンなど柑橘類をたくさん食べる、だらだらと食事を続けてしまう等です。歯質を強化するフッ素等の成分が含まれる歯磨き剤を使う等のセルフケアも大切ですが、酸蝕歯の予防・治療で気になることがあれば、ぜひ当院へご相談ください。

永山センター歯科
院長:長井 哲弥

#健幸 #健康 #KENKOU

関連記事