紙上 Placemaking
「楽しくゆるくつながって、地域の人でまちづくり」
／あつまれ かしまつの丘　今城 剛さん

八王子市の支援の下、鹿島と松が谷地区の連絡協議会が主催した「まちづくりミーティング」。そこへの参加がきっかけで、2020年、地域住民による新たなまちづくり活動が始まりました。それが「あつまれかしまつの丘」です。
以来、コロナ禍でのスタートでしたので、何ができるかを模索しながらの活動でした。

「集まった人たちで、地域の課題をどうしたら解決できるだろうと考えてみたり、地域が元気になるためにこんなことをやってみたいと思うことを実現できたりすればいいと思っています」と代表の今城さん。

代表の今城剛さん

活動の特徴は無理なく続けられる「ゆるさ」。「ねばならない」はなく、できる人ができることをできるペースで取り組むことで、長く続けていくことが目標です。

2021年7月には、「あつまれ かしまつの丘」が母体となり、公園や空き店舗など、鹿島・松が谷地域をフィールドに、街を使ってやりたいことを応援するプロジェクト「まちをつかおうプロジェクト」も始動。実証実験も開催しました。

「地域の皆さんが集まって笑顔で交流し、子どもから高齢者まで誰もが元気になれるようなまちづくりを目指しています。エリア外の方の参加も大歓迎です」

2024年度からは、市の支援は受けるけれど助成からは外れるため、自立した活動を展開。メンバーで何ができるかを模索しながら、魅力的な地域の実現に向けて奮闘しています。その一つとして、大塚公園で花壇活動展開中。こちらも、できる時にできる人が整備するゆるい活動だとか。
「そこがいいんですよ」とメンバーが笑いながら楽しそうに話してくれました。

プロフィール

あつまれ かしまつの丘
2019年に八王子市支援の下で鹿島と松が谷の地区連絡協議会主催の「鹿島・松が谷地域まちづくりミーティング」を機にコロナ禍に活動開始。地域の人が主体となって、集い、笑顔で交流を広げ、楽しく魅力的な地域を実現することが目的。長く続けるためにも、できる人ができることをとのゆるさを大切にする。地域交流イベントに参加したり、大塚公園の花壇活動を現在実施中。誰でもいつでも、鹿島・松が谷地域外の人でも、参加OK。詳細はメールで問い合わせを。kashimatsunooka@gmail.com

プレイスメイキング とは
そこに行ったら人と出会えて、つながって、ワクワクドキドキ楽しい時間が過ごせて、笑顔が広がって、まちが盛り上がる何かを作り出せる。そんな空間を、私たちが普段暮らすまちの中に作る取り組みが「プレイスメイキング」。

紙上プレイスメイキング とは
『もしもし』紙上が、そんな「プレイスメイキング 」の場になりたい。『もしもし』に触れることで、新しい人とつながったり、ドキドキワクワクの思いが広がったり、新しい発見があったり、このまちで暮らしていることを嬉しく思ったり、安心したり、心が豊かになったり。そして人に優しくしたいなと思えてきたり。そんな『もしもし』を皆さんに届けたい、一緒にこのまちを楽しい場所にしていくきっかけになれたら。そんな思いを込めました。

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