舌のブラッシングは有効?
舌の表面に、白い苔のようなものが付いていることがあります。これを舌苔(ぜったい)といいます。舌苔にはプラーク(歯垢)と同様に多量の細菌や、それらによって分解、腐敗した物質などが含まれ、歯周病とともに講習の2大原因の一つといわれています。ですから舌の掃除は、口臭予防に役立つのです。舌の掃除には舌ブラシなど専用の道具があります。歯ブラシでも有効です。使い方は、口の中をブラッシングした後に舌にあてて、軽く10回ほど掻き出すようにします。この時、強くあててしまうと舌の表面が荒れて、かえって舌苔が付きやすくなってしまうこともあるので、十分注意してください。
睡眠中の口の中は、唾液の分泌量が少なく、細菌が増殖しやすくなっています。起床時に口臭が強くなるのは、そのためです。舌の掃除を行うタイミングは、就寝前と起床時が効果的です。