漢方コラム(161) 目の疲れ

目の疲れは、皆さん、気になっていることではないでしょうか?
目薬はその場しのぎ、眼科に行っても特に異常なしのことも多いです。
東洋医学では、目は血を消耗する臓器とされます。
これは栄養をたくさん消費するという意味です。
また、目には毛細血管が多く、血流が悪いと障害が出やすいです。
糖尿病や動脈硬化等血管が老化しやすくなる病気があると、目の病気になりやすいのはよく知られています。
目の健康を保つには、栄養を摂る・血流を良くすることが重要。
漢方では、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)や滋腎明目湯(じじんめいもくとう)等が疲れ目の効能効果があります。
また方剤(ほうざい)ではありませんが、八つ目鰻は目の働きに重要なビタミンAが多く、夜盲症(やもうしょう)に使われます。
今は真っ暗にならないので、夜盲症は気づかれません。
漢方を利用することで目の疲れは軽減されます。
大切な目の健康にご利用ください。
こだま堂漢方薬局
薬剤師:長峯 輝明
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