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紙上 Placemaking
「ゴミ拾いから、仕事、居場所、個性を創る」
/EARTH CROSS OVER 夢島 叶美さん・橋詰 牧さん・Kanako Nezzzさん

「私たちは、プラスチックを食べている!?」
この言葉をチラシのキャッチにして、ゴミ拾いから環境問題・社会問題に目を向けた活動をしているのが『EARTH CROSS OVER』の橋詰さん、Kanakoさん、夢島さんです。

左から、夢島さん、橋詰さん、Kanakoさん

町田市役所から境川沿いの遊歩道を歩いて8分ほど。親水護岸に到着。
水の流れる音、水面のきらめき、川沿いの木々の緑、鳥のさえずりも。
川には豊かな自然が溢れている、を実感します。

「おはようございま~す」「おはようございます~」
挨拶を交わしながら、ゴミ拾いをする皆さん。
この日の参加者は、橋詰さん、Kanakoさん、夢島さんを含めて7人。
膝丈の長靴やマリンシューズを履いて、ずんずん川の中を進んでゴミを拾っていきます。

水の流れを止めるかのようにゴミが

これまでにのべ100人を超える人が参加。
一度参加して、その楽しさに病みつきになり、リピート参加している人も何人もいるとか。

「SNSで知って、社会貢献しようと思って参加しましたが、純粋に楽しかったです」との声も上がっています。

活動のスタートは2020年の4月。

「コロナ禍で、密を避けねばならない状況になって、一人で境川沿いをランニングしていたら〝こんなに豊かな自然が身近にあるんだ〟ということに驚くとともに、それを侵すゴミに気づきました。そこで、それまでゴミ拾い活動をしていたKanakoに〝一緒にゴミ拾いをやろうよ〟と、声をかけました」と橋詰さん。

そこに夢島さんが加わり、ゴミ拾いから、仕事、居場所、個性を創る活動へと広げています。

その一つが、「境JEWEL」。川で拾った陶器やガラスの破片、吸い殻等を素材に作るアクセサリーです。
ゴミをゴミで終わらせない、形を変えて必要な人へ届けて、資源を大切にする。
そんな、ゴミをブラッシュアップさせる仕組みです。

そして、そのモデルに、社会的マイノリティと呼ばれる人を起用。
それが「境Less Project」。
自分を表現して堂々と生きていこう、そう思える人が一人でも増えていけるようにとの思いがそこにはあります。

「毎年起こる天災、悪化する異常気象。これからの世界を担う子ども達のためにできることは何だろう。もう他人事ではない。いかに〝ジブンゴト〟にできるか」をスローガンにして、『EARTH CROSS OVER』は、できることを広げています。

プロフィール

アース クロス オーバー

2020年4月、緊急事態宣言下に境川をランニング中の橋詰さんがゴミに気づき、別の場所でゴミ拾い活動をしていたKanakoさんと共にスタート。縁あって夢島さんが加わり、清掃活動を通して環境問題や社会問題にも取り組んでいる。活動は、原則(火)(金)朝8時~9時。誰でも参加大歓迎。参加希望の方はメールで。公式WEB  Instagram 橋詰さんと夢島さんによる脱力系エシカルチャンネルはこちら

 

プレイスメイキング とは
そこに行ったら人と出会えて、つながって、ワクワクドキドキ楽しい時間が過ごせて、笑顔が広がって、まちが盛り上がる何かを作り出せる。そんな空間を、私たちが普段暮らすまちの中に作る取り組みが「プレイスメイキング」。

紙上プレイスメイキング とは
『もしもし』紙上が、そんな「プレイスメイキング 」の場になりたい。『もしもし』に触れることで、新しい人とつながったり、ドキドキワクワクの思いが広がったり、新しい発見があったり、このまちで暮らしていることを嬉しく思ったり、安心したり、心が豊かになったり。そして人に優しくしたいなと思えてきたり。そんな『もしもし』を皆さんに届けたい、一緒にこのまちを楽しい場所にしていくきっかけになれたら。そんな思いを込めました。

 


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