1. HOME
  2. 精密義歯の作成過程

精密義歯の作成過程

精密義歯の作成過程の大きな特徴は、複数回の精密な型取りと本義歯作成前にリハビリ用の入れ歯を使い患者さん本来の噛み合わせの位置をしっかりと取り戻すこと。型取りは保険で使う材料だけでなく、シリコンで歯ぐきの形以外に頬や舌の筋肉の動きまで再現するような型取りを行います。入れ歯の安定には頬や舌の筋肉の動きが重要な指標になるからです。次に噛み合わせの位置。歯を失ううちに噛み合わせはズレていきます。噛み合わせの位置がズレたままだと高さは低くなるので、顔が若い時よりも潰れたようになり口元に過度なシワが出ます。高さだけでなく横にもズレるので、その補正にゴシックアーチ検査という器具を使う審査を行い元の位置を探りますが、長年のズレは簡単には戻りません。そこでリハビリ用義歯を使い補正します。次回はリハビリ義歯の話です。

永山センター歯科
院長:長井 哲弥

#健幸 #健康 #KENKOU

関連記事