健康における咀嚼の役割とは

よく噛んで食べると記憶力が高くなると聞いたことがあるかと思います。実際、咀嚼運動は脳内の血流量を増加させ、細胞に必要な酸素や栄養がたくさん供給され脳神経細胞が活性化されます。これは幅広い年齢層でさまざまな活躍をします。矯正医との研究で、子どもの顎口腔機能は歯並び、噛み合わせが良い方が高いことが多く、顎口腔機能が高い方が算数の実験による注意記憶、長期記憶が良いことがわかりました。また大人では歯が10本以下の人は転倒事故のリスクと認知症の発症リスクが2倍近く高くなります。これは入れ歯やインプラントなどで噛めるようになると改善するといわれています。他にも咀嚼運動はストレスの軽減、リラックス効果、持久力の増進作用等があり精神面にもいい影響を与えるといわれます。噛み合わせや歯並びの悩みがある方は相談ください。
京王堀之内駅前 ゆたか歯科医院
歯科医師 野中 康平
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