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漢方コラム(169)夏の疲れを漢方で回復!

 厳しい暑さが過ぎて、徐々に涼しくなってきても、「体がだるい」「胃腸の調子が戻らない」と感じていませんか? それは夏の間、暑さや冷房、冷たい物の取りすぎで「気」や「津液(しんえき)」を消耗した「秋バテ」のサインです。東洋医学では、胃腸をつかさどる「脾(ひ)」が弱ると、食事から「気」を得られなくなると考えます。夏の間に冷やしすぎたお腹を温め、消化に優しい温かい粥やスープで脾をいたわると良いでしょう。また、汗とともに失われた津液や気
を補うには、補気(ほき)薬(補中(ほちゅう))益気湯(えっきとう)など)や胃腸を整える処方が役立ちます。この時期によくある、足の裏のほてり、足がつりやすいなどの症状は津液の欠乏が考えられますので、滋潤作用がある漢方薬がおすすめです。冷たい飲み物を温かいお茶に変えるだけでも大きな一歩。本格的な秋を迎える前に胃腸を休め、秋の元気をチャージしましょう。

こだま堂漢方薬局
薬剤師:長峯 輝明


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