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[みらいっこ コラム]〝生〟の文化体験を、地域の子ども達に!(多摩子ども劇場)

さまざまな生の文化体験を提供し続け37年
親子孫と3世代で参加している方も

多摩市で活動をはじめて37年。プロのアーティストによる舞台やコンサート、子ども寄席やワークショップなど、〝生〟の文化体験を地域の子ども達に届けているのが『多摩子ども劇場』です。
「子ども劇場」の誕生は、福岡。テレビが一般家庭に普及し、路地で遊ぶ子ども達の姿が減ってきた1960年代半ばでした。
その後、それぞれの地域に合った子ども劇場がそれぞれの地域で次々と生まれていったのだそうです。

TVやインターネットなど、技術の進歩によってバーチャル体験が身近になった今だからこそ、『多摩子ども劇場』は人と人が直接関わるリアルな体験ができる場が必要と考え、芸術はもちろん自然環境を含む生活文化に至るまで、直接ふれあえる体験の場を提供しています。

また異年齢の交流も重視し、子どもも大人も共に育ち合えるイベントも企画。遊びを通じて文化に触れる「ぽこぽこフェスタ」や「多摩中央公園であそぼう 多摩センター月イチあそび場」、小学4年生から参加できる子どもキャンプや、大家族体験のできる親子キャンプなども開催しています。

多摩市立永山公民館の保育室では、親子が気軽に交流できて自由に過ごせる遊びの広場『ぴーかぶー』を定期開催。ここでは、工作などのミニイベントや、保育園の先生を招いた童歌などのイベントもあり、未就学の子どもと保護者はもちろん、プレママ・プレパパも大歓迎。先輩ママ・パパとつながる場として、また保育園の先生から貴重な情報を得られる場として、大いに活用してほしいと考えています。

どの催しも〝誰でもウェルカム〟ですが、会員になると「こんなイベントがあったらいいな」と案を出すなど、企画に関わることも可能に。その楽しさから、親子孫と3世代で参加している人もいます。

さらに学校等とアーティストをつなぐ活動も。雅楽やリズム表現、落語など、学校の希望にあわせて、さまざまな芸術文化が体験できる場を提供しています。
「保護者が興味のない分野だと、なかなか子ども達が体験できないこともあります。でも学校なら、多くの子ども達に直接体験の機会を届けることが可能になるんです。『これは好きだな』『これはあまりおもしろくなかったな』と子ども達自身が一人ひとりの感性で判断するので、子ども達の世界を広げることができると考えています」

『小心ズ』による人形劇『The Gardener』

4月9日(日)には、『多摩子ども劇場』主催の定例鑑賞会が、多摩市立永山公民館ベルブホールで行われます。『小心ズ』による人形劇『The Gardener』です。

〝生〟の舞台は観客の反応で変わるのが醍醐味。演者が子ども達の発言をどんどんキャッチしてくれるから、観客として共に舞台を作る楽しさが味わえます。
たくさん発言する子が多いと、舞台も大いに盛り上がります。今回の舞台もお楽しみに!

第258回定例鑑賞会『The Gardener』

[日時]2023年4月9日(日)13:45開場、14:00開演
[会場]多摩市立永山公民館ベルブホール(Googlemapで開く
[料金]大人1,500円・18歳以下無料(小学生以下は大人の付き添いが必要)※要予約
[問]認定NPO法人多摩子ども劇場office@tama-kodomo.com TEL.042-376-7651
[公式HP]https://www.tama-kodomo.com/


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